VMware ESXi ホストでの Orchestrator サーバー・データのバックアップと復元
s Orchestrator サーバーのデータをバックアップから復元する必要が生じる場合があります。VMware ESXi ホストで実行されている XClarity Orchestrator 仮想アプライアンスをバックアップおよび復元する方法は複数あります。通常は、バックアップの作成に使用した方法によって、どの方法で復元するかが決まります。このトピックでは、VMware vSphere Client を使用したバックアップと復元の方法について説明します。
このタスクについて
VMware vCenter Server がインストールされている場合は、VMware vCenter に用意されているバックアップ機能を使用して、XClarity Orchestrator をバックアップすることができます。
VMware vCenter Server がインストールされていない場合は、VMware vSphere Client を使用して XClarity Orchestrator フォルダーから同じデータストア内の別のフォルダーにファイルをコピーすることで、仮想マシンのバックアップを作成できます。また、追加のバックアップ保護用に、別のデータストアや別のホストにファイルをコピーすることもできます。
注
VMware vCenter Server は、この手順を使用したバックアップの実行には必要ありません。
手順
- XClarity Orchestrator のバックアップ
VMware vSphere Client を使用して XClarity Orchestrator のバックアップを作成するには、以下の手順を実行します。
- XClarity Orchestrator をシャットダウンします。
- VMware vSphere Client を起動し、XClarity Orchestrator がある ESXi ホストに接続します。
- XClarity Orchestrator 用の同じデータストアに新しいフォルダーを作成します。
- ナビゲーション・ツリーで ESXi ホストを選択し、右側のウィンドウで「構成」タブをクリックします。
- をクリックします。
- XClarity Orchestrator 用のデータストアを右クリックし、「データストアの参照」をクリックします。
- ルート・フォルダーを選択し、XClarity Orchestrator ファイルのコピーを保存する新しいフォルダーを作成します。
- XClarity Orchestrator フォルダーをクリックします。
- フォルダー内のファイルをすべて選択し、先ほど作成したバックアップ・フォルダーにコピーします。
- XClarity Orchestrator を再起動します。
- XClarity Orchestrator の復元
前の手順で作成したバックアップを使用して XClarity Orchestrator を復元するには、以下の手順を実行します。
- VMware vSphere Client を起動し、XClarity Orchestrator がインストールされている ESXi ホストに接続します。
- 左側のナビゲーション・ツリーで XClarity Orchestrator を右クリックし、 の順にクリックします。
- 再度、左側のナビゲーション・ツリーで XClarity Orchestrator を右クリックし、「インベントリーから削除」をクリックします。
- XClarity Orchestrator によって使用されるデータストアの XClarity Orchestrator フォルダーのファイルを削除します。
- ナビゲーション・ツリーで ESXi ホストを選択し、右側のウィンドウで「構成」タブをクリックします。
- をクリックします。
- XClarity Orchestrator 用のデータストアを右クリックし、「データストアの参照」をクリックします。
- XClarity Orchestrator フォルダーを選択します。
- フォルダー内のすべてのファイルを選択し、ファイルを右クリックして、「選択した項目の削除」をクリックします。
- バックアップ・ファイルが保存されているフォルダーを選択します。
- フォルダー内のファイルをすべて選択し、XClarity Orchestrator フォルダーにコピーします。
- XClarity Orchestrator フォルダーで VMX ファイルを右クリックし、「インベントリーへの追加」をクリックします。
- ウィザードに従って XClarity Orchestrator のデータを追加します。
- VMware vSphere Client から XClarity Orchestrator を再起動します。
- VM を移動したかコピーしたかを選択するプロンプトが表示された場合は、「移動」を選択します。重要「コピー」を選択した場合、VM には元の VM とは異なる UUID が割り当てられます。これにより、VM は新しいインスタンスと同様に動作し、以前に管理対象であったデバイスを表示することはできません。
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