デバイスの検出と管理
Lenovo XClarity Orchestrator を使用してデバイスを検出および管理し、それらのデバイスの管理を特定のリソース・マネージャーに割り当てることができます。
始める前に
このタスクを実行するには、事前定義されたスーパーバイザーまたはセキュリティー管理者の役割が割り当てられているユーザー・グループのメンバーである必要があります。
このタスクについて
XClarity Orchestrator は、リソース・マネージャーを使用してデバイスを監視および管理します。リソース・マネージャーを接続する場合は、XClarity Orchestrator ではそのリソース・マネージャーによって管理されるすべてのデバイスを管理します。
XClarity Orchestrator を使用してデバイスを管理下に置くこともできます。XClarity Orchestrator では、リソース・マネージャーによってすでに検出された (が管理されていない) デバイスの一覧が作成されます。XClarity Orchestrator から検出されたデバイスを管理する場合、そのデバイスは検出したリソース・マネージャーによって管理されます。IP アドレス、ホスト名、またはサブネットを使用してデバイスの手動での検出と管理を行う場合、デバイスの管理に使用するリソース・マネージャーを選択します。XClarity Management Hub を使用して ThinkEdge クライアント・デバイスを管理できます。XClarity Management Hub 2.0 を使用して ThinkServer デバイスを管理できます。Lenovo XClarity Administrator を使用してサーバー、ストレージ、スイッチ、およびシャーシを管理できます。
XClarity Management Hub 2.0 を通じてデバイスを管理しようとして、そのデバイスが既に別の XClarity Management Hub 2.0 で管理されている場合、XClarity Orchestrator は、以前の管理の確認を行わずに管理ユーザー・アカウントとサブスクリプションをデバイスから削除し、新しい管理ハブを通じてデバイスを再度管理します。このプロセスの完了後、デバイスは以前の管理ハブによる管理対象のままオフライン状態ですが、デバイスはその管理ハブにデータを送信しなくなりました。接続されているポータルを通じて最初の管理ハブからデバイスを手動で管理解除する必要があることに注意してください。
XClarity Management Hub 2.0 を通じてデバイスを管理しようとして、そのデバイスが既に別の XClarity Administrator で管理されている場合、XClarity Orchestrator は、XClarity Administrator の確認を行わずに XClarity Administrator によって XCC に登録されている管理ユーザー・アカウント、サブスクリプション、LDAP および SSO 情報をデバイスから削除し、新しい XClarity Management Hub 2.0 を通じてデバイスを再度管理します。このプロセスの完了後、デバイスは XClarity Administrator ハブによる管理対象のままオフライン状態ですが、デバイスはその管理ハブにデータを送信しなくなりました。接続されているポータルを通じて XClarity Administrator からデバイスを手動で管理解除する必要があることに注意してください。
- ThinkSystem サーバー、ThinkAgile サーバー、およびアプライアンス
- ThinkEdge SE サーバー
- Flex System シャーシ、Flex System シャーシ内の ThinkSystem デバイスおよび Flex System デバイス
- ThinkServer ラック・サーバーとタワー・サーバー
- System x、Converged HX、NeXtScale サーバー、およびアプライアンス
- ストレージ・デバイス
- ThinkCentre クライアント
- ThinkEdge クライアント
現在のところ、XClarity Orchestrator からスイッチを管理対象にすることはできません。XClarity Orchestrator から Flex System スイッチを管理対象から除外することもできません。