サービスおよびサポートの操作
Lenovo XClarity Orchestrator には、サービス・ファイルの収集とそのデータの Lenovo サポート への送信、特定のデバイスで特定の保守可能なイベントが発生したときのサービス・プロバイダーへの自動通知のセットアップ、サービス・チケット・ステータスの表示、保証情報に使用できる一連のツールが用意されています。問題が発生したときは、Lenovo サポートに問い合わせてヘルプおよび技術サポートを入手することができます。
- Lenovo への定期的なデータの送信
オプションで、ハードウェア環境に関する情報を収集し、そのデータを定期的に Lenovo に送信することを Lenovo XClarity Orchestrator に許可することができます。Lenovo では、Lenovo 製品や Lenovo サポートの品質向上にこのデータを利用しています。 - サービス・データの収集 - XClarity Orchestrator
Lenovo XClarity Orchestrator 用にサービス・データを手動で収集し、その情報を tar.gz 形式のアーカイブとしてローカル・システムに保存することができます。次に、サービス・ファイルをダウンロードするか優先サービス・プロバイダーに送信し、発生した問題の解決に役立てることができます。 - デバイスのサービス・データの収集
デバイスに問題が発生し、解決に Lenovo サポートなどサービス・プロバイダーのサポートが必要な場合、そのデバイスのサービス・データ (サービス情報、インベントリー、ログなど) を tar.gz 形式のアーカイブ・ファイルとして手動で収集し、問題の原因の特定に役立てることができます。このアーカイブ・ファイルはローカル・システムに保存してから、優先サービス・プロバイダーに送信することができます。 - デバイスのサービス・データをインポートする
特定のデバイスのサービス・データ・アーカイブをインポートできます。アーカイブは、Lenovo XClarity Administrator リソース・マネージャーから、またはベースボード管理コントローラーから直接取得できます。 - サービスおよびサポートの連絡先の作成と割り当て
リソースが Lenovo サポートからの支援を必要とする場合、Lenovo は連絡先を知る必要があります。1 つの場所の連絡先情報を定義し、それらの連絡先を特定のリソースのデフォルトの主要連絡先および二次的連絡先として割り当てることができます。 - コール・ホームを使用して自動的にサービス・チケットを開く
特定の保守可能なイベント (リカバリー不能なメモリー・エラーなど) が特定のデバイスで生成された場合に問題を解決できるように、コール・ホーム機能を使用してサービス・チケットを自動的に開いてサービス・データを Lenovo サポートに送信するように Lenovo XClarity Orchestrator をセットアップできます。 - Lenovo サポート・センターでサービス・チケットを手動で開く
サービス・フォワーダーを使用するコール・ホームが有効になっている場合、管理対象デバイスで保守可能なイベントが発生すると、Lenovo XClarity Orchestrator により自動的にサービス・チケットが開かれ、サービス・ファイルが収集およびダウンロードされて、Lenovo サポート・センターに送信されます。また、手動で管理対象デバイスのサービス・ファイルをアーカイブとして収集し、アーカイブをローカル・システムに保存して、いつでも Lenovo サポート・センターに送信することもできます。サービス・チケットが開かれると、お客様の問題に関する情報が Lenovo サポートに迅速かつ効率的に届き、ハードウェアの問題に対する解決方法を決定するための処理が開始されます。Lenovo サービス技術員は、お客様がサービス・チケットを完了してオープンするとすぐに、解決策の作業を開始します。 - サービス・チケットとステータスの表示
コール・ホームを使って手動で作成された、または自動で Lenovo Support センターに送信されたサービス・チケット、およびコール・ホーム以外のサポート・サービスによって生成されたサポート・チケットの情報を表示できます。 - 保証情報の表示
管理対象デバイスの保証状況 (延長保証を含む) を確認できます。
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