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Integrated Management Module 2.1 (IMM2.1) のエラー・メッセージ

このセクションでは、Integrated Management Module 2.1 (IMM2.1) のエラー・メッセージについて詳しく説明します。

ハードウェア・イベントがサーバー上の IMM2.1 によって検出されると、IMM2.1 はそのイベントをサーバー内のシステム・イベント・ログに記録します。

それぞれのイベント・コードごとに、以下のフィールドが表示されます。
イベント ID
イベントあるいはイベントのクラスを一意的に識別する 16 進数の ID。本書では、イベント ID は 0x で始まり、後に 8 文字が続きます。
イベント記述
イベントについて表示される、ログに記録されたメッセージの文字列です。イベント・ログにイベント・ストリングが表示される場合、特定のコンポーネントなどの情報が表示されます。本書では、この追加情報を変数で示します ([arg1]、[arg2] など)。
説明
追加情報でそのイベントが発生した理由を説明します。
重大度
状態の懸念度が示されます。システム・イベント・ログでは、重大度は先頭文字に省略されています。以下の重大度が表示されることがあります。
通知:
イベントは監査目的で記録されたもので、通常はユーザー操作または正常に動作する状態の変更です。
警告:
このイベントは、エラーほど重大ではありませんが、可能であれば、エラーになる前に状態を修正する必要があります。追加の監視や保守が必要な場合もあります。
エラー:
このイベントは、サービスや正常な機能が損なわれる障害状態またはクリティカルな状態です。
アラート・カテゴリー
同類のイベントがカテゴリーごとに分類されます。アラート・カテゴリーは以下の形式になります。

severity - device

重大度は、以下の重大度レベルのいずれかです。
  • クリティカル: サーバー内の主要コンポーネントが機能していません。
  • 警告: イベントがクリティカル・レベルに進行する可能性があります。
  • システム: イベントは、システム・エラーあるいは構成変更の結果です。

デバイスは、イベント生成の原因となったサーバー内の特定のデバイスです。

保守可能
問題を修正するためにユーザー操作が必要かどうかを指定します。
CIM 情報
CIM メッセージ・レジストリーによって使用されるメッセージ ID のプレフィックスとシーケンス番号を提供します。
SNMP Trap ID
SNMP アラート管理情報ベース (MIB) にある SNMP trap ID。
自動的にサービスに連絡
このフィールドを「はい」に設定すると、Electronic Service Agent (ESA) が有効になり、イベント生成時には IBM サポートに自動的に通知されます。

IBM サポートからの連絡を待つ間に、そのイベントに対する推奨処置を実行することができます。

ユーザー応答
イベントを解決するために実行すべき処置を示します。
問題が解決するまで、このセクションの手順を順番に実行してください。このフィールドに説明されている処置をすべて実行した後、まだ問題を解決できない場合には、IBM サポートにお問い合わせください。
このリストには、このマシン・タイプおよびモデルに適用されない可能性があるエラー・コードとメッセージも含まれます。

以下に、IMM2.1 エラー・メッセージ、および検出されたサーバーの問題を修正するための推奨アクションをリストします。IMM2.1 についての詳細は、「Integrated Management Module II ユーザーズ・ガイド」 (「Integrated Management Module II User's Guide」 Web サイト) を参照してください。