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リモート・コンソール機能

サーバー・コンソールをリモートで表示および操作する方法を理解するには、このトピックの情報を使用します。

XClarity Controller Web インターフェースでリモート・コンソール機能を使用して、サーバー・コンソールの表示および操作を行うことができます。ディスク・イメージ (ISO または IMG ファイル) を仮想ドライブとしてサーバーに割り当てることができます。リモート・コンソール機能は、XClarity Controller 拡張機能および XClarity Controller エンタープライズ機能で、Web インターフェースを使用してのみ使用できます。リモート・コンソール機能を使用するには、Supervisor アクセス権限またはリモート・コンソール・アクセス特権を持つユーザー ID を使用して XClarity Controller にログインする必要があります。XClarity Controller 標準から XClarity Controller 拡張または XClarity Controller エンタープライズへのアップグレードについて詳しくは、XClarity Controller のアップグレードを参照してください。

リモート・コンソール機能は、以下の作業を行うために使用します。
  • サーバーの状態に関係なく、72 Hz または 75 Hz で最大 1280 x 1024 のグラフィックス解像度のビデオをリモート側で表示します。
  • リモート・クライアントからキーボードとマウスを使用して、リモート側でサーバーにアクセスできます。
  • ローカル・システムまたはリモート・システム上の ISO および IMG ファイルを仮想ドライブとしてマウントして、サーバーで使用できるようにします。
  • IMG または ISO イメージを XClarity Controller メモリーにアップロードし、これを仮想ドライブとしてサーバーにマウントします。合計サイズ 50 MB の最大 2 つのファイルを XClarity Controller のメモリーにアップロードできます。
  • リモート・コンソール機能をマルチユーザー・モード (XClarity Controller エンタープライズ機能セットを備えた XClarity Controller は 6 つまでの同時セッションをサポートします) で開始した場合、リモート・ディスク機能は同時に 1 つのセッションのみで実行できます。
  • リモート・コンソールで表示可能なのは、システム・ボード上のビデオ・コントローラーが生成したビデオのみです。別のビデオ・コントローラー・アダプターがインストールされ、システムのビデオ・コントローラーの代わりに使用されている場合、XClarity Controller リモート・コンソールでは、追加されたアダプターからのビデオの内容を表示することはできません。
  • ネットワーク内にファイアウォールがある場合、リモート・コンソール機能をサポートするために、ネットワーク・ポートを開く必要があります。リモート・コンソール機能で使用されるネットワーク・ポート番号を表示または変更するには、サービスの有効化とポートの割り当てを参照してください。
  • リモート・コンソール機能は、HTML5 を使用してサーバー・ビデオを Web ページに表示します。この機能を使用するには、ブラウザーが HTML5 エレメントを使用したビデオ・コンテンツの表示をサポートしている必要があります。
  • Internet Explorer ブラウザーを使用した BMC へのアクセスに自己署名証明書と IPv6 アドレスを使用している場合、証明書のエラーが原因でリモート・コンソール・セッションが開始できない場合があります。この問題を回避するには、自己署名証明書を Internet Explorer の信頼するルート証明機関に追加できます。
    • BMC 構成」の下にある「セキュリティー」を選択して、自己署名証明書をダウンロードします。
    • 証明書ファイルの拡張子を *.crt に変更して、Web 証明書ファイルをダブルクリックします。
    • IE11 ブラウザーのキャッシュをクリアします。
    • 証明書をインストールする」をクリックして、証明書インポート ウィザードの手順に従って証明書を証明書ストアにインストールします。