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拡張管理モジュールにログインできない

拡張管理モジュールへのネットワーク接続は確立できるがログインできない (ユーザー ID またはパスワードが無効) 場合は、ID またはパスワードが正しくないか、試行の失敗が多すぎたことにより問題が発生している可能性があります。

問題

拡張管理モジュールへのログインを試行したときに、無効なユーザー ID またはパスワードに関連したエラーを受け取る。

検証

この問題を解決するには、以下のステップを実行します。
  1. 有効なユーザー ID とパスワードを使用していることを確認します。ユーザー ID とパスワードの大/小文字が区別されます。
  2. 数分待ってから、ログインを再試行します。ログインの試行を 5 回失敗すると、拡張管理モジュールがそのユーザー ID をロックアウトします。デフォルトの待ち時間は 2 分ですが、管理モジュールのユーザー・プロファイル構成時に変更されている場合があります。
  3. Web インターフェースと Telnet インターフェースの両方を使用してログインを試行します。ログインできない場合は、拡張管理モジュールをデフォルト構成に初期化します。これにより、デフォルトのユーザー ID とパスワードが復元されます。
    重要
    拡張管理モジュールを初期化すると、すべての I/O モジュールの外部ポートがシャットダウンされます。この場合、ネットワークとファイバーの接続がすべて中断します。拡張管理モジュールがデフォルト構成に初期化されると、デフォルトの IP アドレス (192.168.70.125) とサブネット・マスク (255.255.255.0) を使用する前に DHCP アドレスの取得を 2 分間試行します。DHCP アドレスの取得を試行したくない場合は、イーサネット・ケーブルを拡張管理モジュールから取り外します。

    以前に構成を保存した場合は、拡張管理モジュール で問題を解決した後で復元することができます。以前に保存された構成の復元方法についての詳細は、「拡張管理モジュール ユーザーズ・ガイド」を参照してください。

    1. ペーパー・クリップを拡張管理モジュールの背面にあるピン穴に差し込みます。
    2. ペーパー・クリップを押し込んで、約 10 秒間そのまま押します。 拡張管理モジュールがリセットされ、ファンがフルスピードで回転します。この音ははっきりと聞こえます。
    3. ペーパー・クリップをピン穴から抜きます。
  4. ラップトップを管理モジュールに接続します。ラップトップの IP アドレスを 192.68.70.100、サブネット・マスク 255.255.255.0 に設定し、BladeCenter S システム内のいずれのデフォルト IP アドレスとも競合しないようにします。
  5. デフォルトのユーザー ID とパスワードを使用してログインを試行します。デフォルト・ユーザー ID は USERID、デフォルト・パスワードは PASSW0RD (0 は文字の O ではなくゼロ) です。
  6. IBM サポートに連絡してください。