手順 3: Lenovo XClarity Administrator 仮想アプライアンスのインストールと構成
XClarity Administrator 仮想アプライアンスを Nutanix AHV ホストにインストールし、 を構成します。
始める前に
仮想アプライアンスをインストールするには、管理権限を持つユーザーとして Nutanix AHV にログインする必要があります。
XClarity Administrator をインストールする前に、ネットワークが構成されていることを確認します。
手順
XClarity Administrator 仮想アプライアンスをインストールするには、以下の手順を実行します。
(オプション) 構成ファイルを使用した IP 設定
DHCP サーバーを使用していない場合は、オプションで構成ファイルを使用して IP 設定を指定し、Eth0 ネットワーク・インターフェースを使用して XClarity Administrator Web インターフェースにアクセスするためにその IP 設定を使用できます。
構成ファイル (eth0_config) は、XClarity Administrator を初めて起動する前に作成して仮想マシンにマウントする ISO ファイルに含まれます。XClarity Administrator は、初めて起動するとき、eth0_config ファイルで定義されている静的 IP アドレスを使用して Eth0 ネットワークの IP アドレスを構成し、Web インターフェースを表示して初期セットアップと適切な設定の構成を行います (Lenovo XClarity Administratorの構成を参照)。
構成ファイルを使用するには、仮想アプライアンスの電源をオンにする前に以下の手順を実行します。
起動時に仮想マシンが使用する次の IPv4 パラメーターが含まれる、eth0_config (ファイル拡張子なし) という名前のファイルを作成します。
- IPV4_ADDR=
- IPV4_NETMASK=
- IPV4_GATEWAY=
- IPV6_ADDR=
- IPV6_GATEWAY=
エコー・コマンドを使用して、ファイルを作成できます。例:ECHO IPV4_ADDR=1.1.1.1 > ./eth0_config
ECHO IPV4_NETMASK=255.255.255.05 >> ./eth0_config
ECHO IPV4_GATEWAY=1.1.1.5 >> ./eth0_config
ECHO IPV6_ADDR=1001:1002:1003:1004::2 >> ./eth0_config
ECHO IPV6_GATEWAY=1001:1002:1003:1004::1 >> ./eth0_config注IPV6_ADDR および IPV6_GATEWAY パラメーターはXClarity Administrator v1.1.1 以降でサポートされます。 eth0_config ファイルが含まれる ISO イメージを作成します。
Windows で ISO イメージを作成する場合、どの ISO ソフトウェアを使用してもかまいません。Linux では、たとえば mkisofs コマンドを使用します。
mkisofs -V IP4ADDR -J -o ./boot.iso ./eth0_config
-V はボリューム・ラベル、-J は Joliet 形式、-o は出力ファイル名、./eth0_config は ISO イメージに含めるファイルです。
データストア・ブラウザーを使用して、適切な場所に ISO イメージをアップロードします。
.ISO イメージを仮想マシンにマウントします。
「Settings」メニュー () で、「Image configuration」をクリックして「Image Configuration」ダイアログを表示します。
eth0_config.iso イメージをアップロードします。
「Image Configuration」ダイアログで、「Upload Image」クリックし、をもう一度「Create Image」ダイアログを表示します。
ISO イメージの名前を指定します。
イメージ・タイプとして ISO を選択します。
「ファイルのアップロード」を選択して「ファイルの選択」をクリックし、eth0_config.iso イメージを選択します。
「保存」をクリックして、ファイルをアップロードします。
「Close」をクリックして「Image Configuration」ダイアログを閉じます。
セットアップの手順を続行する前に、アップロード・プロセスが完了するまで待ちます。プロセスが完了すると、メニューのステータスが丸になります。
eth0_config.iso イメージのディスクを追加します。
VM から下部のメニュー・バーで、「Update」をクリックします。
CDROM ディスクの「Edit」アイコンをクリックし、「Edit Disk」ダイアログを表示します。
操作として「Clone from Image Service」を選択します。
イメージ・リストから以前に作成した ISO イメージを選択します。
「Update」をクリックします。
「保存」をクリックします。
注XClarity Administrator Web インターフェースにログインし、適切な設定の構成を終了したら、ドライブをマウント解除して ISO イメージを削除できます。
終了後
XClarity Administrator にログインして構成します (Lenovo XClarity Administrator Web インターフェースへの最初のアクセスおよびLenovo XClarity Administratorの構成を参照)。