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Lenovo XClarity Administrator Web インターフェースへの最初のアクセス

XClarity Administrator Web インターフェースは、XClarity Administrator 仮想マシンへのネットワーク接続を持つ任意のコンピューターから起動できます。

始める前に

以下のサポートされる Web ブラウザーのいずれかを使用していることを確認してください。
  • Chrome™ 48.0 以降 (リモート・コンソールには 55.0 以上)

  • Firefox® ESR 38.6.0 以降

  • Microsoft® Internet Explorer® 11

  • Microsoft Edge

  • Safari® 9.0.2 以降 (IOS7 以降および OS X)

Safari Web ブラウザーでは、XClarity Administrator から管理コントローラー・インターフェースを起動することはできません。

XClarity Administrator Web インターフェースへのログイン元となるシステムが XClarity Administrator 管理ノードにネットワーク接続されていることを確認します。

手順

初めて XClarity Administrator Web インターフェースにアクセスするには、以下の手順を実行します。

  1. ブラウザーで XClarity Administrator の IP アドレスを参照します。
    ヒント
    Web インターフェースにはセキュアな接続を介してアクセスする必要があります。https を使用していることを確認してください。
    • コンテナーの場合: ${ADDRESS} 変数で指定した IPv4 アドレスと次の URL を使用して XClarity Administrator にアクセスします。

      https://<IPv4_address>/ui/login.html
      例:
      https://192.0.2.10/ui/login.html
    • 仮想アプライアンスの場合: 使用する IP アドレスは、環境をどのようにセットアップしているかによって異なります。

      別のサブネットに Eth0 と Eth1のネットワークがあり、DHCP が両方のサブネットで使用される場合、初期セットアップのために Web インターフェースにアクセスする際には Eth1 の IP アドレスを使用します。XClarity Administrator を初めて起動する場合、Eth0 と Eth1 の両方が DHCP 割り当て IP アドレスを取得し、XClarity Administrator のデフォルト・ゲートウェイに Eth1 の DHCP 割り当てゲートウェイが設定されます。

      静的な IPv4 アドレスの使用
      eth0_config で IPv4 アドレスを指定した場合は、その IPv4 アドレスを使用して XClarity Administrator にアクセスします。URL は次のとおりです。
      https://<IPv4_address>/ui/login.html
      例:
      https://192.0.2.10/ui/login.html
      XClarity Administrator と同じブロードキャスト・ドメインでの DHCP サーバーの使用
      XClarity Administrator と同じブロードキャスト・ドメインに DHCP サーバーがセットアップされている場合は、XClarity Administrator 仮想マシンのコンソールに表示されている IPv4 アドレスを使用して、XClarity Administrator にアクセスします。使用する URL は次のとおりです。
      https://<IPv4_address>/ui/login.html
      例:
      https://192.0.2.10/ui/login.html
      XClarity Administrator とは異なるブロードキャスト・ドメインでの DHCP サーバーの使用
      同じブロードキャスト・ドメインに DHCP サーバーがセットアップされていない場合は、XClarity Administrator 仮想マシンのコンソールに eEth0 (管理ネットワーク) に対して表示されている IPv6 リンク・ローカル・アドレス (LLA) を使用して、XClarity Administrator にアクセスします。例:
      ------------------------------------------
      Lenovo XClarity Administrator Version x.x.x
      ------------------------------------------

      eth0 flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500 metric 1
      inet 192.0.2.10 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.0.2.55
      inet6 2001:db8:56ff:fe80:bea3 prefixlen 64 scopeid 0x20<link>
      ether 00:15:5d:0c:d1:92 txqueuelen 1000 (Ethernet)
      RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0

      eth1 flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500 metric 1
      inet 192.0.2.20 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.0.2.130
      inet6 2001:db8:56ff:fe80:bea3 prefixlen 64 scopeid 0x20<link>

      ===========================================================================
      ===========================================================================

      You have 150 seconds to change IP settings. Enter one of the following:
      1. To set a static IP address for Lenovo XClarity virtual appliance eth0 port
      2. To use a DHCP address for Lenovo XClarity virtual appliance eth0 port
      x. To continue without changing IP settings
      ... ...

      ヒント
      IPv6 リンク・ローカル・アドレス (LLA) は、インターフェースの MAC アドレスから導き出されます。
      重要
      XClarity Administrator をリモートから構成する場合は、同じレイヤー 2 ネットワークへの接続が必要です。初期セットアップが完了するまでは、ルーティングされないアドレスからアクセスする必要があります。そのため、XClarity Administrator に接続できる別の VM から XClarity Administrator にアクセスすることを検討してください。たとえば、XClarity Administrator がインストールされているホストの別の VM から XClarity Administrator にアクセスできます。
      • Firefox:

        Firefox ブラウザーから XClarity Administrator Web インターフェースにアクセスするには、次の URL を使用してログインします。IPv6 アドレスを入力するときには角かっこが必要なことに注意してください。

        https://[<IPv6_LLA>/ui/login.html]

        たとえば、前の Eth0 の例に基づいて、Web ブラウザーに次の URL を入力します。

        https://[fe80:21a:64ff:fe12:3456]/ui/login.html
      • Internet Explorer:

        Internet Explorer ブラウザーから XClarity Administrator Web インターフェースにアクセスするには、次の URL を使用してログインします。IPv6 アドレスを入力するときには角かっこが必要なことに注意してください。

        https://[<IPv6_LLA>%25<zone_index>]/ui/login.html

        ここで、<zone_index> は、Web ブラウザーを起動したコンピューターから管理ネットワークへの接続に使用されるイーサネット・アダプターの識別子です。Windows でブラウザーを使用する場合は、ipconfig コマンドを使用してゾーン・インデックスを見つけます。ゾーン・インデックスはアダプターの「リンク・ローカル IPv6 アドレス」内でパーセント記号 (%) の後に表示されます。次の例では、ゾーン・インデックスは「30」です。

        PS C:> ipconfig
        Windows IP Configuration

        Ethernet adapter vEthernet (teamVirtualSwitch):

        Connection-specific DNS Suffix . :
        Link-local IPv6 Address . . . . . : 2001:db8:56ff:fe80:bea3%30
        Autoconfiguration IPv4 Address. . : 192.0.2.30
        Default Gateway . . . . . . . . . :


        Linux でブラウザーを使用する場合は、ifconfig コマンドを使用してゾーン・インデックスを見つけます。アダプターの名前 (通常は Eth0) をゾーン・インデックスとして使用することもできます。

        たとえば、Eth0 とゾーン・インデックスの例に基づいて、Web ブラウザーに次の URL を入力します。

        https://[2001:db8:56ff:fe80:bea3%2530]/ui/login.html
  2. 初めて Lenovo XClarity Administrator にアクセスしたときにセキュリティーまたは証明書の警告が表示されることがありますが、警告は無視しても構いません。

結果

初期セットアップ」ページが表示されます。
「初期セットアップ」ページの図。

終了後

初期セットアップの手順を実行して XClarity Administrator を構成します (Lenovo XClarity Administratorの構成を参照)。