Lenovo XClarity Administrator の要件を満たす任意のサーバーに Microsoft Hyper-V Server をインストールできます。
始める前に
高可用性環境を実装する場合、Microsoft Hyper-V クラスターのセットアップについて詳しくは、高可用性の実装 (Hyper-V)を参照してください。
ハードウェアおよびソフトウェアの必須条件で定義されている前提条件をホストが満たしていることを確認します。
ホスト・システムが、管理するデバイスと同じネットワークに存在していることを確認します。
ネットワーク・アダプターのベンダーによって提供されるツールを使用してネットワーク・アダプターのフェイルオーバーを構成していることを確認します。
手順
ホストに Hyper-V Server をインストールして構成するには、以下の手順を実行します。
Microsoft により Hyper-V Server のインストール Web サイト に関する他の手順も用意されています。
- Microsoft Windows 2012 以上をダウンロードし、そのイメージの DVD-ROM を作成します。
- 管理するデバイスにネットワーク接続されているホスト・システムに Microsoft Windows 2012 以上をインストールします。
- インストールが完了したら、ホスト・システムを再起動します。
- オプション: 必要に応じて、冗長アダプター間のフェイルオーバーをサポートするために、NIC チーミングを構成します。
Microsoft Windows Server 2012 での NIC チーミングのセットアップについては、NIC チーミングの概要 Web サイトを参照してください。
- サーバーで NIC チーミングを有効にします。
- サーバー マネージャーで、「ローカル サーバー」をクリックします。
- 「プロパティ」セクションで、「NIC チーミング」を見つけて、「有効」に設定します。
- NIC チーミングを構成します。
- 「NIC チーミング」ページで、サーバーをクリックします。
- 「チーム」セクションで、をクリックします。
- チーム名を入力し、チームに含める新しいアダプターを選択します。
- このサーバーに Hyper-V 機能を追加します。
- サーバー マネージャーのダッシュボードで、「役割と機能の追加」をクリックします。
- インストール・タイプが「役割ベースまたは機能ベースのインストール」であることを確認します。
- このサーバーが選択されていることを確認します。
- サーバーの役割として「Hyper-V」を選択し、「次へ」をクリックします。
- アダプターとして「イーサネット」を選択して、そのアダプターの仮想スイッチを作成します。
- ウィザードの手順を続行します。完了したら、「インストール」をクリックします。
- サーバーを再起動して、変更を適用します。
ログインし直すと、Server Manager のダッシュボードのナビゲーション・ペインに「Hyper-V」役割が表示されます。
- 仮想スイッチ マネージャーで、仮想スイッチを作成し、定義した NIC チームに仮想スイッチを割り当てます。
- 「管理ツール」で、Hyper-V マネージャーを起動します。
- 「操作」で、「仮想スイッチ マネージャー」をクリックします。
- 「仮想スイッチの作成」をクリックして、ウィザードの手順に従います。
アダプターが「接続タイプ」に「Microsoft Network Adapter Multiplexor Driver」として表示されます。