リモート・サーバーのローカル・ディレクトリーからの更新
UpdateXpress アプリケーションはローカル・フォルダーから取得した UXSP または個別更新を使用してリモート・マシンを更新できます。
UpdateXpress アプリケーションが、サポートされているオペレーティング・システムがインストールされているマシンで実行されている。サポートされているオペレーティング・システムについて詳しくは、サポートされているオペレーティング・システムを参照してください。
ローカル・ディレクトリーからリモート・マシンを更新するには、以下を行います。
- UpdateXpress アプリケーションを起動します。UpdateXpress アプリケーションの起動を参照してください。
- 「ウェルカム」ウィンドウで「次へ」をクリックします。
- 「ターゲット・サーバー」ウィンドウで、「リモート・サーバーの管理」を選択し、以下の情報を入力して「次へ」をクリックします。
IP アドレスまたはホスト名: ターゲット・システムの BMC IP アドレスまたはホスト名です。
ユーザー名: ターゲット・システムの BMC ユーザー名です。
パスワード: ターゲット・システムの BMC パスワードです。
ポート: BMC CIM または RSET ポート番号です。ユーザーが入力しない場合は、デフォルトのポートが使用されます。
注ユーザーが BMC サーバーの証明書と SFTP/HTTPS サーバーの鍵フィンガープリントを検査しない場合は、「BMC サーバーの証明書および SFTP/HTTPS サーバーの鍵フィンガープリントをデフォルトで受け入れます」というメッセージの前にあるチェックボックスにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。 - 「タスク」ウィンドウで、「ターゲット・サーバーでの更新の実行」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 「更新設定」ウィンドウで、「別個のリモート・サーバーを使用する」が選択されている場合、以下の情報を入力します。
(SFTP/HTTP/HTTPS/FTP 設定) IP アドレスまたはホスト名: サーバーの IP アドレスまたはホスト名です。
(SFTP/HTTP/HTTPS/FTP 設定) ユーザー名: サーバーのユーザー名です。
(SFTP/HTTP/HTTPS/FTP 設定) パスワード: サーバーのパスワードです。
(SFTP/HTTP/HTTPS/FTP 設定) ポート: サーバーのポート番号です。ユーザーが入力しない場合は、デフォルトのポートが使用されます。
- (SFTP/HTTP/HTTPS/FTP 設定) ディレクトリー: 更新パッケージをコピーするサーバーのロケーションです。注SFTP/HTTP/HTTPS/FTP サーバーの絶対パスを入力します。FTP サーバーは、サポートされるサーバー・モデルで上付き文字 2 (注 2) によってマークされた ThinkServer にのみ使用されます。
- SFTP サーバーの鍵フィンガープリントを構成するには、以下のいずれかを実行します。
SFTP サーバーの鍵フィンガープリントを確認するには、「はい」をクリックします。
SFTP/HTTPS サーバーの鍵フィンガープリントを確認しない場合、「SFTP サーバーの鍵フィンガープリントをスキップする」を選択して「次へ」をクリックします。
- 以下の操作を 1 つ以上行います。
ファームウェアをダウングレードするには、「バックレベル・ファームウェアへの更新を有効にする」を選択して、「次へ」をクリックします。
バックアップ・システム・ファームウェアをアップグレードするには、「BMC (および該当する場合は UEFI)のバックアップ・イメージのみを更新する」を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「更新ロケーション」ウィンドウで、「ローカル・ディレクトリーを検索」を選択します。ローカル・フォルダーを指定するには、以下のいずれかを行います。
「参照」をクリックし、目的のフォルダーを選択して、「次へ」をクリックします。
「参照」ボタンの横にあるフィールドにフォルダーのパスを入力して、「次へ」をクリックします。
- 「更新タイプ」ウィンドウで、ターゲット更新タイプを選択して、「次へ」をクリックします。
- 「推奨される更新」ウィンドウで、「開始」をクリックして、インストール済みファームウェアのバージョンを、最新バージョンと比較します。進行状況が完了したら、ターゲット・パッケージを 1 つ以上選択し、「次へ」をクリックします。注すべての更新パッケージを表示するには、「アダプターが検出されない更新を表示する」を選択してから「開始」をクリックします。
- 「更新の実行」ウィンドウで、「更新を開始しポップ・ウィンドウで続行を確認する」をクリックします。実行テーブルには、パッケージのアップグレードの進行状況が表示されます。アップグレードの進行状況が完了したら、「次へ」をクリックします。
- 「完了」ウィンドウで、ログをクリックして更新を確認し、「閉じる」をクリックして終了します。