Web サイトからの複数のリモート・サーバーの更新
UpdateXpress アプリケーションは、Web サイトからのリモート・サーバーの一括更新をサポートしています。
リモート・サーバーのマルチ更新機能は、ThinkServer サーバーおよび WenTian サーバーでのみサポートされます。サポートされるサーバーの詳細については、サポートされるサーバー・モデルを参照してください。
Web サイトから複数のリモート・サーバーを更新するには、以下を行います。
UpdateXpress アプリケーションを起動します。UpdateXpress アプリケーションの起動を参照してください。
「ウェルカム」ウィンドウで「次へ」をクリックします。
「ターゲット・サーバー」ウィンドウで、「マルチサーバーの管理」を選択し、「次へ」をクリックします。
「マルチサーバーの管理」ウィンドウで、「サーバー・プールへの新しいサーバーの追加」を選択し、以下の操作を 1 つ以上行い、最後に「次へ」をクリックします。
新しいサーバーをサーバー・プールに追加するには、IP アドレス範囲を入力し、BMC の情報領域で「検出」をクリックして、サーバー・プール・リストから 1 つ以上のターゲット・サーバーを選択します。
サーバー・プール・リストからサーバーを削除するには、1 つ以上のターゲット・サーバーを選択し、「選択済みサーバーを削除」をクリックします。
ユーザー名とパスワードがサーバーに対して正しいかどうかを確認するには、1 つ以上のターゲット・サーバーを選択し、「選択済みサーバーをスキャン」をクリックします。
管理用に共通の BMC 資格情報を使用するには、「管理用に共通の BMC 資格情報を使用する」を選択し、ユーザー名とパスワードを入力します。
現在のサーバーのサーバー・プール・リストをエクスポートするには、「エクスポート」をクリックします。サーバー・プール・リストは、configure.json ファイルに保存されます。
他のサーバーにサーバー・プール・リストをインポートするには、「インポート」をクリックし、configure.json ターゲット・ファイルを選択します。
「次へ」をクリックすると、証明書を更新する必要があるかどうかを確認するようユーザーに通知するメッセージが表示されます。「同意する」をクリックして、証明書を更新します。
パスワードの変更ユーザーが初めてログインした場合、またはパスワードが期限切れである場合は、「」ウィンドウでパスワードを変更します。「タスク」ウィンドウで、「ターゲット・サーバーでの更新の実行」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 「更新設定」ウィンドウで、1 つまたは複数のオプションを選択します。「BMC サーバーではなく別個のリモート・サーバーを使用する」が選択されている場合、以下の情報を入力します。
(HTTPS/FTP 設定) IP アドレスまたはホスト名: サーバーの IP アドレスまたはホスト名です。
(HTTPS/FTP 設定) ユーザー名: サーバーのユーザー名です。
(HTTPS/FTP 設定) パスワード: サーバーのパスワードです。
(HTTPS/FTP 設定) ポート: サーバーのポート番号です。ユーザーが入力しない場合は、デフォルトのポートが使用されます。
- (HTTPS/FTP 設定) ディレクトリー: 更新パッケージをコピーするサーバーのロケーションです。注HTTPS/FTP サーバーの絶対パスを入力します。FTP サーバーは、サポートされるサーバー・モデルで上付き文字 2 (注 2) によってマークされた ThinkServer にのみ使用されます。
HTTPS サーバー・キーのフィンガープリントを構成するには、以下のいずれかを実行します。
HTTPS サーバー・キーのフィンガープリントを確認するには、「はい」をクリックします。
HTTPS サーバー・キーのフィンガープリントを確認しない場合、「HTTPS サーバー・キーのフィンガープリントをスキップする」を選択して「次へ」をクリックします。
「更新ロケーション」ウィンドウで「Lenovo サポート Web サイトの確認」を選択して、「次へ」をクリックします。
「ターゲット・ディレクトリー」ウィンドウでは、更新をダウンロードする場所を指定するか、デフォルトの場所のままにして、「次へ」をクリックします。
- 「インターネット・アクセス」ページで、ユーザーのセキュリティー・アクセスに特別な要件がない場合は、「テスト接続」をクリックしてターゲット URL のネットワーク接続を確認し、「次へ」をクリックします。セキュリティーに関する他の懸念事項がある場合は、「テスト接続」をクリックする前に、次のように、セキュリティー要件に応じて「プロキシ・サーバー」および/または「カスタム URL セキュリティー構成」を構成します。
プロキシ・サーバー
Web への接続に HTTP/HTTPS プロキシが必要な場合は「プロキシ・サーバー」を選択し、以下のフィールドに入力します。
プロキシ・タイプ プロキシ・サーバーのプロキシ・タイプ。 IP アドレスまたはホスト名 プロキシ・サーバーのホスト名、IP アドレス、またはドメイン名。 ポート プロキシ・サーバーのポート番号。 プロキシ・サーバーへの認証に資格情報を指定する必要がある場合は「プロキシ認証」を選択し、以下のフィールドに入力します。
ユーザー名 プロキシ・サーバーへの認証用のユーザー名。 パスワード 指定されたユーザー名のパスワード。
カスタム URL セキュリティー構成
リバース・プロキシが必要な場合は「カスタム URL セキュリティー構成」を選択し、以下のいずれかのオプションを選択します。デフォルトでターゲット・サーバーの証明書を受け入れる
証明書 (PEM) を指定する
「更新タイプ」ウィンドウで、ターゲット更新タイプを選択して、「次へ」をクリックします。
- 「推奨される更新」ウィンドウで「開始」をクリックして、ファームウェアのバージョンを、最新バージョンと比較します。進行状況が完了したら、ターゲット・パッケージを 1 つ以上選択し、「次へ」をクリックします。注すべての更新パッケージを表示するには、「アダプターが検出されない更新を表示する」を選択してから「開始」をクリックします。
「更新の取得」ウィンドウの取得表に、パッケージの取得の進行状況が表示されます。進行状況が完了したら、「次へ」をクリックします。
「更新の実行」ウィンドウで、「更新を開始しポップ・ウィンドウで続行を確認する」をクリックします。実行テーブルには、パッケージのアップグレードの進行状況が表示されます。アップグレードの進行状況が完了したら、「次へ」をクリックします。
「終了」ウィンドウで、「ログの表示」をクリックしてアップグレード・ログを確認し、生成されたコマンドをコピーして保存した後、「閉じる」をクリックして終了します。