ラック・スイッチから生成されるイベントとアラート
Lenovo XClarity Orchestrator は、ラック・スイッチで生成または収集されたすべての管理サーバーおよびハードウェア関連のイベントおよびアラートに関する情報をレポートします。これらのメッセージは、イベントまたはアラートのログに記録されます。
各イベント・メッセージには、以下の情報が提供されます。
イベント・コード
イベントまたはイベントのクラスを一意に識別する文字列。これは、次の形式の 12 または 14 文字の文字列です。
FQXRSccnnnn
ここで、それぞれ以下の意味があります。
- cc は、イベントが発生したコンポーネントを識別します。ラック・スイッチ・イベントは、次のコンポーネント ID を使用します。他のデバイスのコンポーネント ID については、管理対象デバイスの資料を参照してください。
- PW。パワー・サプライ
- OS。オペレーティング・システム
- CA。コンポーネント
- SC。システム資格情報
- nnn は、特定のメッセージを識別します。
重大度
以下に示す、状態の懸念度。
- 「通知」。監査のために記録されたイベントです。ユーザー処置や正常な状態変更であるのが一般的です。
- 「警告」。このイベントは、エラーほど重大ではありませんが、可能であれば、エラーになる前に状態を修正する必要があります。追加の監視や保守が必要な場合もあります。
- 「重大」。このイベントは、サービスや正常な機能が損なわれる障害状態または重大な状態です。
ログ付きでサービス可能
問題を解決するためにユーザー処置または Lenovo Support による処置が必要かどうかを示します。
自動的にサポートに通知
XClarity Orchestrator またはリソース・マネージャー上でコール・ホームが構成されて有効になっている場合、このイベントでサービス・チケットが自動的に開かれ、診断ファイルが Lenovo Support センターに転送されるかどうかを示します。
ユーザー操作
イベントを解決するために実行する必要がある処置。手順を、問題が解決するまで順番に実行します。推奨されるすべての処置を実行しても問題が解決しない場合は、Lenovo Support に連絡します。
フィードバックを送る