壁または天井にノードを取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。
このタスクについて
S002装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。
サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。
取り付けまたは取り外し手順を実行できるようにするため、ノード前面に 500 mm の間隔を確保します。
SE360 V2 ノード (ノード・スリーブ付き) の最大重量は、9.54 KG (21.03 ポンド) です。安全な取り付けのために、ノードを取り付ける壁が、重量の 4 倍である 38.16 kg (84.12 ポンド) をサポートできる必要があります。この標準を満たさない場合は、満たすために面を強化する必要があります。
既存の壁面内ユーティリティー (配管、天然ガスや電源入力など) を回避します。
このタスクは、トレーニングを受けた技術員が操作する必要があります。
モデルによっては、ご使用のサーバーの外観は、図と若干異なる場合があります。
手順
- 壁掛け用構成には、4 本の M4 ねじと 4 本の M6 ねじが必要です。このタスクのために、ねじと関連部品を準備します。
ねじベースの適切な長さは、資格を持つ専門家によって評価される必要があります。
表 1. 内側の 4 本の M4 ねじの最大ねじサイズ |
| 1 Ø10 mm | 2 3 mm | 3 4 mm |
表 2. 外側の 4 本の M6 ねじのねじサイズ |
| 1 最大: Ø14 mm | 2 最大: 3.4 mm | 3 4 ~ 6 mm |
- ノード・ブラケットを壁掛け用プレートから外します。
- ノード・ブラケットを固定している 8 本のねじを緩めます。
- 壁掛け用プレートのガイド・ピンが大きく開いた鍵穴に収まるまで、ノード・ブラケットをスライドさせ、ノード・ブラケットを壁掛け用プレートから取り外します。
- 2 つのサイド・ブラケットを固定している 8 本のねじ (各サイド・ブラケットに 4 本) を緩めて、ノード・ブラケットを分解します。
図 2. ノード・ブラケットの分解 - 該当する場合は、WLAN アンテナを取り外します。WLAN アンテナの取り外しを参照してください。
- 該当する場合は、2 つの SMA コネクター間のねじを時計回りに回し、コネクターを短くしてシャーシに挿入します。
SMA コネクターがシャーシ内に短く収まっていることを確認します。SMA コネクターがシャーシからはみ出していると、ノードを正常に取り付けることができません。
図 3. SMA コネクターの短縮 - モデルに応じて、4 本のねじまたはつまみねじを締めて、片側のブラケットをノードに固定します。次に、反対側のブラケットに対して同じ手順を繰り返します。
サイド・ブラケットの前面には、「L」と「R」のロゴがマークされています。このロゴは、(ノードの正面から見て) 左ブラケットと右ブラケットを表しています。必ず、図に示されている正しい向きでブラケットを取り付けてください。
図 4. ねじでのサイド・ブラケットの取り付け 図 5. つまみねじでのサイド・ブラケットの取り付け - 下部プレートを 8 本のねじ (各側面に 4 本ずつ) でノードに固定します。
図 6. 下部プレートの取り付け - 該当する場合は、SMA コネクターを完全に伸ばし、WLAN アンテナを取り付けます。WLAN アンテナの取り付けを参照してください。
- (オプション) ねじ穴のない平らな壁にノードを取り付けるには、必要に応じて壁に 8 つのねじ穴をドリルで開けます。
- 壁掛け用プレートを取り付け位置に押し付けます。
- ねじ穴の位置に鉛筆でマークします。
- マークに従って 8 つのねじ穴をドリルで開けます。
図 7. ねじ穴の位置 - 4 本の M4 ねじと 4 本の M6 ねじを使用して、壁掛け用プレートを壁に固定します。
図 8. 壁掛け用プレートの取り付け 図 9. M4 ねじの位置 | 図 10. M6 ねじの位置 |
- ノード・ブラケットを壁掛け用プレートに取り付けます。
- ノード・ブラケットを壁掛け用プレートのガイド・ピンと位置合わせします。
- ノード・ブラケットを壁掛け用プレートの方向に押します。次に、ガイド・ピンが小さく開いた鍵穴に収まるまで、ノード・ブラケットをスライドさせます。
図 11. ノード・ブラケットの取り付け - ノード・スリーブを 8 本のねじで固定します。
図 12. ノード・ブラケットの取り付け
- 電源ケーブルと他の必要な外部ケーブルをノードに接続します。
- サーバーおよび周辺機器の電源をオンにします。サーバーの電源をオンにするを参照してください。
- (オプション) 必要な場合は、セキュリティー・ベゼルを取り付けます。
セキュリティー・ベゼルが取り付けられている場合、前面オペレーター・パネルと USB Type-C コネクターにはアクセスできません。
- セキュリティー・ベゼルのタブをスロットに挿入します。次に、セキュリティー・ベゼルの反対側が所定の位置にカチッと音がして収まるまで、セキュリティー・ベゼルをノード・スリーブの方向に回転させます。
ノード前面の外部ケーブルが、セキュリティー・ベゼルの対応する開口部を通過していることを確認します。
- セキュリティー・ベゼルを鍵でロックし、今後の利用に備えて鍵を保管します。
図 13. セキュリティー・ベゼルの取り付け