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システム・ボードの取り付け

このセクションの手順に従って、システム・ボードを取り付けます。

このタスクについて

潜在的な危険を回避するために、以下の安全に関する注意書きをお読みになり、それに従ってください。
  • S002
    disconnect all power
    注意
    装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
  • S012
    hot surface
    注意
    高温の面が近くにあります。
  • S017
    moving parts
    注意
    ファンの羽根が近くにあります。指や体の他の部分が触れないようにしてください。
重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

  • コンポーネントが入っている帯電防止パッケージをサーバーの塗装されていない金属面に接触させてから、コンポーネントをパッケージから取り出し、帯電防止面の上に置きます。

ファームウェアとドライバーのダウンロード: コンポーネントの交換後、ファームウェアまたはドライバーの更新が必要になる場合があります。

手順

重要
新しいシステム・ボードを取り付ける前に、システム・ボード上のコンポーネントの損傷を避けるため、パワー・サプライ・ケージがシャーシに取り付けられていることを確認してください。

  1. 新しいシステム・ボードの向きに注意して、慎重にシャーシに取り付けます。システム・ボードのシリアル・ポートが対応するスロットに挿入され、システム・ボードの 8 つのねじ穴がシャーシの対応する取り付けスタッドと揃っていることを確認します。
    図 1. システム・ボードの取り付け
    Installing the system board
  2. 図に示されている順序で、8 本のねじを締めてシステム・ボードを固定します。
    参考までに、ねじを完全に締めるためにナットに必要なトルクは 0.5 から 0.6 ニュートン・メーター、4.5 から 5.5 インチ・ポンドです。
    図 2. ねじを締めてシステム・ボードを固定する
    Tightening the screws to secure the system board

終了後

  1. 必要なケーブルを、問題のあるシステム・ボードと同じコネクターに再接続します。内部ケーブルの配線を参照してください。

  2. ファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールの再取り付けファームウェアおよび RoT セキュリティー・モジュールの取り付けを参照してください。

  3. プロセッサーを再び取り付けます。プロセッサーの取り付けを参照してください。

  4. ヒートシンクとファン・アセンブリーを再び取り付けます。ヒートシンクおよびファン・モジュールの取り付け を参照してください。

  5. メモリー・モジュールを再び取り付けます。メモリー・モジュールの取り付けを参照してください。

  6. PCIe アダプターを再度取り付けます。PCIe アダプターの取り付けを参照してください。

  7. M.2 アダプターを再び取り付けます。M.2 ブート・アダプターの取り付けを参照してください。

  8. 背面システム・ファンを再び取り付けます。背面システム・ファンの取り付けを参照してください。

  9. すべてのコンポーネントが正しく再配置されており、サーバーの内部に工具が残されていたり、ねじが緩んだままになっていたりしないことを確認します。

  10. サーバー・カバーを再び取り付けます。サーバー・カバーの取り付けを参照してください。

  11. サーバーがラックに取り付けられていた場合は、ラックをサーバーに再び取り付けます。ラックへのサーバーの取り付けを参照してください。

  12. 取り外した電源コードおよびすべてのケーブルを再接続します。

  13. サーバーおよび周辺機器の電源をオンにします。サーバーの電源をオンにするを参照してください。

  14. 重要プロダクト・データ (VPD) を更新します。重要プロダクト・データ (VPD) の更新を参照してください。

    マシン・タイプ番号とシリアル番号は ID ラベルに記載されています。詳細については、サーバーを識別し、Lenovo XClarity Controller にアクセスする

  15. TPM を非表示にしたり、TPM ファームウェアを更新したり必要がある場合、TPM を非表示にする/監視するまたは TPM ファームウェアの更新を参照してください。

  16. (オプション) UEFI セキュア・ブートを有効にします。UEFI セキュア・ブートの有効化を参照してください。

デモ・ビデオ

YouTube の手順を参照してください