管理に関する考慮事項
デバイスを管理する場合は、選択肢がいくつかあります。管理されているデバイスによっては、複数の管理ソリューションを同時に実行する必要がある場合もあります。
デバイスの管理に使用できる Lenovo XClarity Administrator のインスタンスは 1 つだけです。ただし、他の管理ソフトウェア (VMware vRealize Operations Manager など) を Lenovo XClarity Administrator と一緒に使用して、XClarity Administrator が管理するデバイスを監視できます。
ThinkSystem、ThinkServer、および System x デバイス
別の管理ソフトウェアを使用して管理対象デバイスを監視する場合、IMM インターフェースから適切な SNMP または IPMI を使用して新しいローカル・ユーザーを作成します。必要に応じて、必ず SNMP または IPMI 特権を付与してください。
Flex System デバイス
別の管理ソフトウェアを使用して管理対象デバイスを監視する場合、およびその管理ソフトウェアで SNMPv3 または IPMI 通信が使用されている場合は、各管理対象 CMM で以下の手順を実行して環境を準備する必要があります。
RECOVERY_ID のユーザー名とパスワードを使用して、シャーシの管理コントローラー Web インターフェースにログインします。
セキュリティー・ポリシーが「保護」に設定されている場合は、ユーザー認証方式を変更します。
をクリックします。
「アカウント」タブをクリックします。
「グローバル・ログイン設定」をクリックします。
「General」タブをクリックします。
ユーザー認証方式で「最初に外部認証、次にローカル認証」を選択します。
「OK」をクリックします。
管理コントローラー Web インターフェースから正しい SNMP または IPMI 設定で新規のローカル・ユーザーを作成します。
セキュリティー・ポリシーが「保護」に設定されている場合は、管理コントローラー Web インターフェースからログアウトし、新規ユーザー名とパスワードを使用してログインします。プロンプトが表示されたら、新規ユーザーのパスワードを変更します。
これで、新規ユーザーをアクティブな SNMP または IPMI ユーザーとして使用できます。