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コンテナーとしての XClarity Administrator v4.0 から v4.1 への更新

Lenovo XClarity Administrator を Docker コンテナーとして実行する場合は、この更新手順を使用して最新のソフトウェアを新しいコンテナーとしてインストールし、元のコンテナーのボリュームを新しいコンテナーにバインドします。

始める前に

コンテナーとして XClarity Administrator を v4.0 から v4.1 に更新するには、特定の非永続ファイルを永続的にするための特別な更新スクリプトが必要です。

ログ・レベルは、更新の完了後にデフォルトに復元されます。

このタスクについて

XClarity Administrator は特権コンテナーとして実行されません

手順

XClarity Administrator コンテナーを更新するには、以下の手順を実行します。

  1. XClarity Administrator コンテナー・イメージ・ファイル (do-container-update.shdocker-compose.envdocker-compose.ymllnvgy_sw_lxca_ *.tar.gz) を XClarity Administrator ダウンロード Web ページからクライアント・ワークステーションにダウンロードします。Web サイトにログオンし、付与されたアクセス・キーを使用してイメージをダウンロードします。
  2. 次のコマンドを実行して、XClarity Administrator コンテナー・イメージを Docker ホストにインポートします。
    docker load -i <CONTAINER-IMAGE-FILENAME>
    例:
    docker load -i lnvgy_sw_lxca_110-4.1.0_anyos_noarch
  3. 新しい docker-compose.env ファイルを編集し、元の docker-compose.env ファイルの値と一致するように、以下の環境変数を更新します。

    以下に環境ファイルの例を示します。

    CONTAINER_NAME="LXCA-400"
    ADDRESS="192.0.2.0"
    BACKUP_MOUNT="/mnt/backup_share"
    FIRMWARE_MOUNT="/mnt/fw_share"
  4. 新しい docker-compose.yml ファイルを編集します。ファイルの先頭にある image プロパティを新しい Docker イメージのファイル名に更新し、元の docker-compose.yml ファイルの値に一致するようにネットワーク構成設定 (サブネット、ゲートウェイ、および DNS) を更新します。

    以下に、yml ファイルの例を示します。

    version: '3.8'

    services:

    lxca:
    image: lenovo/lxca:4.1.0-124
    container_name: ${CONTAINER_NAME}
    tty: true
    stop_grace_period: 60s
    volumes:
    #bind mount example
    - /home/<HOST_MOUNT_POINT_FOR_BACKUP>:${BACKUP_MOUNT}
    - /home/<HOST_MOUNT_POINT_FOR_FW_SHARE>:${FIRMWARE_MOUNT}
    #docker volume mount
    - data:/opt/lenovo/lxca/data
    - postgresql:/var/lib/postgresql
    - log:/var/log
    - confluent-etc:/etc/confluent
    - confluent-log:/var/log/confluent
    - confluent:/var/lib/confluent
    - propconf:/opt/lenovo/lxca/bin/conf
    - ssh:/etc/ssh
    - xcat:/etc/xcat
    networks:
    lan:
    ipv4_address: ${ADDRESS}
    dns: 192.0.30.10
    192.0.30.11
    deploy:
    resources:
    limits:
    cpus: "2.0"
    memory: "8g"

    volumes:
    data:
    name: ${CONTAINER_NAME}-data
    postgresql:
    name: ${CONTAINER_NAME}-postgresql
    log:
    name: ${CONTAINER_NAME}-log
    confluent-etc:
    name: ${CONTAINER_NAME}-confluent-etc
    confluent-log:
    name: ${CONTAINER_NAME}-confluent-log
    confluent:
    name: ${CONTAINER_NAME}-confluent
    propconf:
    name: ${CONTAINER_NAME}-propconf
    ssh:
    name: ${CONTAINER_NAME}-ssh
    xcat:
    name: ${CONTAINER_NAME}-xcat
    networks:
    lan:
    name: lan
    driver: macvlan
    driver_opts:
    parent: eth0
    ipam:
    config:
    - subnet: 192.0.0.0/19
    gateway: 192.0.30.1
  5. 次のコマンドを実行して、Docker のコンテナー・イメージを更新します。ここで、<ORIGINAL-CONTAINER-IMAGE-PATH> は元のコンテナー・ファイルの場所で、<NEW-CONTAINER-IMAGE-PATH> は新しいコンテナー・イメージ・ファイルをダウンロードした場所です。
    bash do-container-update.sh <ORIGINAL-CONTAINER-IMAGE-PATH> <NEW-CONTAINER-IMAGE-PATH>
    例:
    bash do-container-update.sh /home/dbgshell/lxca-400 /home/dbgshell/lxca-410
    アップグレード・プロセス中、sudo コマンドのパスワードを入力するように求められます。続行するには、パスワードを変更する必要があります。