メインコンテンツまでスキップ

高可用性の実装 (Hyper-V)

Microsoft Hyper-V 環境で Lenovo XClarity Orchestrator の高可用性を実装するには、Microsoft Hyper-V に用意されている高可用性機能を使用します。

このタスクについて

次の図では、Hyper-V 環境で XClarity Orchestrator の高可用性を実装する 1 つの方法の概要を示します。この例では、XClarity Orchestrator イメージが共有ストレージにインストールされており、クラスターによってアクセスされます。
Hyper-V 環境における高可用性セットアップ

手順

高可用性環境をセットアップするには、以下の手順を実行します。

  1. ドメイン・コントローラーをセットアップします。
    1. 初期 DHCP セットアップを実行します。
    2. DNS をセットアップします。
    3. Active Directory ドメイン サービス (AD-DS) をセットアップします。
    4. DHCP セットアップを完了します。
  2. 最初のホストをセットアップします。
    1. Microsoft Windows 2012 R2 をインストールします。
    2. AD-DS ドメインに参加します。
    3. 以下の機能を追加します。
      • Hyper-V
      • フェイルオーバー・クラスタリング
  3. 2 番目のホストをセットアップします。
    1. Microsoft Windows 2012 R2 をインストールします。
    2. AD-DS ドメインに参加します。
    3. 以下の機能を追加します。
      • Hyper-V
      • フェイルオーバー・クラスタリング
  4. ドメイン・コントローラーと両方のホストで共有ストレージ (iSCSI など) を構成します。
  5. フェイルオーバー・クラスタリングを構成します。
  6. XClarity Orchestrator イメージを追加します。