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XClarity Orchestrator の更新

Lenovo XClarity Orchestrator を更新して最新の Orchestrator ソフトウェアを使用することができます。

始める前に

さらに詳しい説明を見る

事前定義されたスーパーバイザーの役割が割り当てられているユーザー・グループのメンバーである必要があります。

XClarity Orchestrator修正バンドル (v1.4.2 など) は、同じリリースのバージョン (v1.4.0 や v1.4.1 など) にのみ適用できます。修正バンドルには以前のすべての修正が含まれています (たとえば、v1.4.2 には、v1.4.1 と同様の修正と追加の修正が含まれています)。ただし、修正バンドルにはコード・ベースの全体が含まれているわけではありません。

重要
XClarity Orchestrator を更新する前に以下の考慮事項を確認してください。
  • XClarity Orchestrator v2.0 へ

    仮想アプライアンスに必要な最小ストレージは、3 つの接続されたディスクで合計 551 GB です。また、200 GB 以上の 3 番目のディスク (ディスク 2) を接続する必要があります。

    新しいハードディスクを追加する前に、XClarity Orchestrator 仮想アプライアンスの電源をオフにする必要があります。

    仮想アプライアンスに新しいハードディスクを追加するには、以下の手順を実行します。

    • VMware vSphere を使用した ESXi の場合
      1. VMware vSphere Client を介してホストに接続します。
      2. XClarity Orchestrator 仮想マシンの電源をオフにします。
      3. 仮想マシンを右クリックし、「設定の編集」をクリックします。
      4. 「新しいデバイスの追加」 > 「ハードディスク」を選択します。
      5. サイズを 200 GB に変更します。
      6. OK」をクリックします。
      7. XClarity Orchestrator 仮想マシンの電源を入れます。
    • VMware vCenter を使用した ESXi の場合
      1. VMware vCenter を介してホストに接続します。
      2. 仮想マシンの電源をオフにします。
      3. 仮想マシンの設定を開き、「追加」をクリックします。
      4. 「ハードディスク」 > 「新しい仮想ディスクの作成」をクリックします。
      5. ディスク・フォーマットとして「SCSI」を選択します。
      6. HDD の容量を 200 GB に構成します。
      7. OK」をクリックします。
      8. 仮想マシンの電源を入れます。
    • Microsoft Hyper-V の場合
      1. 「サーバー・マネージャー」ダッシュボードで、「Hyper-V」をクリックします。
      2. サーバーを右クリックし、「Hyper-V マネージャー」をクリックします。
      3. XClarity Orchestrator 仮想マシンを選択し、「アクション」ペインで「シャットダウン」をクリックします。
      4. 設定」をクリックして「設定」ダイアログを表示します。
      5. IDE Controller 1」を選択します。
      6. 右側のペインで、「ハードディスク・ドライブ」を選択し、「追加」をクリックして新しいハードディスクを追加します。
      7. 右側のペインで、「仮想ハードディスク (.vhd) ファイル」を選択し、「新規」をクリックして「新規仮想ハードディスク・ウィザード」を表示します。
      8. 指示に従ってウィザードを完了します。.vhd 形式 (例: LXCO-disk3.vhd) を使用してディスク・ドライブ名を指定し、サイズを 200 GB に設定します。
      9. XClarity Orchestrator 仮想マシンを選択し、「操作」ペインで「スタート」をクリックします。
  • XClarity Orchestrator v1.6 へXClarity Orchestrator v1.6 にアップデートするには、XClarity Orchestrator v1.5 が必要です。XClarity Orchestrator v1.5 を実行していない場合は、XClarity Orchestrator v1.6 にアップデートする前に、XClarity Orchestrator v1.5 にアップデートする必要があります。
  • XClarity Orchestrator v1.5 へXClarity Orchestrator v1.5 にアップデートするには、XClarity Orchestrator v1.4 が必要です。XClarity Orchestrator v1.4 を実行していない場合は、XClarity Orchestrator v1.5 にアップデートする前に、XClarity Orchestrator v1.4 にアップデートする必要があります。
  • XClarity Orchestrator v1.4 へXClarity Orchestrator v1.4 にアップデートするには、XClarity Orchestrator v1.3 が必要です。XClarity Orchestrator v1.3 を実行していない場合は、XClarity Orchestrator v1.4 にアップデートする前に、XClarity Orchestrator v1.3 にアップデートする必要があります 。
  • XClarity Orchestrator v1.3 へ
    • XClarity Orchestrator v1.3 への更新は、完了までに 2 時間以上かかる場合があります。更新が完了したかどうかを確認するには、「メンテナンス」 > 「Orchestrator サーバーの更新」をクリックし、新しいリリースが一覧に表示され、「適用済みステータス」が「適用中」ではないことを確認します。
    • 重要: XClarity Orchestrator を v1.3 にアップデートする前に、XClarity Orchestrator 仮想アプライアンスのホスト名が lxco であり、「管理 (「管理」アイコン)」 > 「ネットワーク」ページの「DNS 構成」カードにドメイン名が設定されていないことを確認してください。
    • スーパーバイザー役割が割り当てられたユーザーは、更新中にユーザー・グループのスーパーバイザー・グループに追加されます (ユーザー・グループの作成を参照)
    • オペレーター役割が割り当てられたユーザーは、更新中にユーザー・グループのオペレーター・レガシー・グループに追加されます。ユーザー・グループのオペレーター・レガシー・グループは、オペレーター・レガシー役割に関連付けられ、ユーザーには以前のリリースのオペレーター役割と同じ権限が与えられます。オペレーター・レガシー役割およびユーザー・グループのオペレーター・レガシー・グループは、今後のリリースで廃止される予定です (ユーザー・グループの作成を参照)

      既存のユーザー・グループには、更新中にオペレーター役割が割り当てられます (機能へのアクセス制御を参照)

    • カスタム分析アラートを生成するルールの作成がXClarity Orchestrator v1.3 で簡略化されます。既存のカスタム・アラート・ルールは新しい形式に移行されず、更新完了後に失われます。
  • XClarity Orchestrator v1.1 から
    • スーパーバイザー役割が割り当てられたユーザーは、更新中にユーザー・グループのスーパーバイザー・グループに追加されます (ユーザー・グループの作成を参照)
    • オペレーター役割が割り当てられたユーザーは、更新中にユーザー・グループのオペレーター・レガシー・グループに追加されます。ユーザー・グループのオペレーター・レガシー・グループは、オペレーター・レガシー役割に関連付けられ、ユーザーには以前のリリースのオペレーター役割と同じ権限が与えられます。オペレーター・レガシー役割およびユーザー・グループのオペレーター・レガシー・グループは、今後のリリースで廃止される予定です (ユーザー・グループの作成を参照)

      既存のユーザー・グループには、更新中にオペレーター役割が割り当てられます (機能へのアクセス制御を参照)

    • カスタム分析アラートを生成するルールの作成がXClarity Orchestrator v1.3 で簡略化されます。既存のカスタム・アラート・ルールは新しい形式に移行されず、更新完了後に失われます。
    • 仮想アプライアンスに必要な最小ストレージは、2 つの接続されたディスクで合計 301 GB です。ディスク 0 のストレージを 251 GB 以上に増やす必要があります。また、100 GB 以上の 2 番目のディスク (ディスク 1) を接続する必要があります。

      新しいハードディスクを追加する前に、XClarity Orchestrator 仮想アプライアンスの電源をオフにする必要があります。

      仮想アプライアンスに新しいハードディスクを追加するには、以下の手順を実行します。

      • VMware vSphere を使用した ESXi の場合
        1. VMware vSphere Client を介してホストに接続します。
        2. XClarity Orchestrator 仮想マシンの電源をオフにします。
        3. 仮想マシンを右クリックし、「設定の編集」をクリックします。
        4. 「新しいデバイスの追加」 > 「ハードディスク」を選択します。
        5. サイズを 100 GB に変更します。
        6. OK」をクリックします。
        7. XClarity Orchestrator 仮想マシンの電源を入れます。
      • VMware vCenter を使用した ESXi の場合
        1. VMware vCenter を介してホストに接続します。
        2. 仮想マシンの電源をオフにします。
        3. 仮想マシンの設定を開き、「追加」をクリックします。
        4. 「ハードディスク」 > 「新しい仮想ディスクの作成」をクリックします。
        5. ディスク・フォーマットとして「SCSI」を選択します。
        6. HDD の容量を 100 GB に構成します。
        7. OK」をクリックします。
        8. 仮想マシンの電源を入れます。
      • Microsoft Hyper-V の場合
        1. 「サーバー・マネージャー」ダッシュボードで、「Hyper-V」をクリックします。
        2. サーバーを右クリックし、「Hyper-V マネージャー」をクリックします。
        3. XClarity Orchestrator 仮想マシンを選択し、「アクション」ペインで「シャットダウン」をクリックします。
        4. 設定」をクリックして「設定」ダイアログを表示します。
        5. IDE Controller 0」を選択します。
        6. 右側のペインで、「ハードディスク・ドライブ」を選択し、「追加」をクリックして新しいハードディスクを追加します。
        7. 右側のペインで、「仮想ハードディスク (.vhd) ファイル」を選択し、「新規」をクリックして「新規仮想ハードディスク・ウィザード」を表示します。
        8. 指示に従ってウィザードを完了します。.vhd 形式 (例: LXCO-disk2.vhd) を使用してディスク・ドライブ名を指定し、サイズを 100 GB に設定します。
        9. XClarity Orchestrator 仮想マシンを選択し、「操作」ペインで「スタート」をクリックします。
  • XClarity Orchestrator v1.1 へ
    • すべてのユーザーが自動的にSupervisorGroup ユーザー・グループに追加されます。すべてのユーザは更新完了後、デフォルトでスーパーバイザー特権を持ちます。スーパーバイザー・ユーザーは、権限を必要としないその他のユーザーのスーパーバイザー権限を削除できます (ユーザー・グループの作成を参照)
    • 既存の外部 LDAP 構成は削除されています。更新が完了した後で、外部 LDAP 認証サーバーを再構成する必要があります (外部 LDAP 認証サーバーのセットアップを参照)

更新プロセス中に Orchestrator サーバーが再起動すると、すべてのユーザーがログオフします。再起動が完了するまで数分待つ必要があります。更新が完了して再起動した後、Web ブラウザーのキャッシュをクリアし、Web ブラウザーを更新してから再びログインしてください。

更新をインストールする前に、XClarity Orchestrator 仮想アプライアンスをバックアップしてください (Orchestrator サーバーのデータのバックアップと復元 を参照)。

XClarity Orchestrator を更新する前に、必要なポートとインターネット・アドレスがすべて使用可能になっていることを確認します。詳しくは、利用可能なポートファイアウォールおよびプロキシー・サーバーを参照してください。

手順

XClarity Orchestrator を更新するには、以下の手順を実行します。

  1. XClarity Orchestrator ホストにネットワーク接続できるワークステーションに、 ダウンロード Web ページ から Orchestrator サーバーの更新パッケージ・ファイル (.tgz) をダウンロードします。

    更新パッケージ・ファイルには、ペイロード・ファイル (.tar.gz)、メタデータ (.xml)、変更履歴 (.chg)、readme (.txt) の必要なファイルがすべて含まれています。

  2. XClarity Orchestrator のメイン・メニューから、「保守」(「保守」アイコン) をクリックし、さらに「Orchestrator サーバーの更新」をクリックすると、「Orchestrator サーバーの更新」カードが表示されます。

    現在インストールされているバージョンより前の Orchestrator サーバーの更新は、「適用できない」というステータスが適用されたテーブルにリストされ、Orchestrator サーバーに適用することはできません。


    「Orchestrator サーバーの更新」カード
  3. インポート」アイコン (「インポート」アイコン) をクリックして、「インポート」ダイアログを表示します。
  4. 更新パッケージ・ファイル (.tgz) 全体を「インポート」ダイアログにドラッグ・アンド・ドロップするか、または「参照」をクリックしてファイルを特定します。
  5. インポート」をクリックします。
    Orchestrator サーバーの更新
    更新ファイルのインポートに時間がかかる可能性があります。インポート処理が完了するまで、「」カードから移動しないでください。「」カードから移動すると、インポート・プロセスは中止されます。

    インポートが完了すると、「Orchestrator サーバー・ファイル」カードのテーブルに Orchestrator サーバーの更新が表示されます。

    XClarity Orchestrator のメニュー・バーで「監視」(「監視」アイコン) > 「ジョブ」の順にクリックすると、インポートの進行を監視できます。

  6. Orchestrator サーバー・ファイル」カードから、インストールする更新パッケージを選択します。
  7. 更新の適用」アイコン (「ソフトウェア更新の適用」アイコン) をクリックします。

    XClarity Orchestrator のメニュー・バーで「監視」(「監視」アイコン) > 「ジョブ」の順にクリックすると、更新の進行を監視できます。

  8. 更新が完了し、XClarity Orchestrator が再起動するまで待ちます。更新プロセスに時間がかかる可能性があります。
    仮想アプライアンス・ホストにアクセスできる場合は、仮想アプライアンス・コンソールから進行状況を監視できます。以下に例を示します。
    Lenovo XClarity Orchestrator  Version x.x.x
    ------------------------------------------

    eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 2001:db8:65:12:34:56
    inet addr: 192.0.2.10 Bcast 192.0.2.55 Mask 255.255.255.0
    inet6 addr: 2001:db8:56ff:fe80:bea3/64 Scope:Link

    ===========================================================================
    ===========================================================================

    You have 118 seconds to change IP settings. Enter one of the following:
    1. To set a static IP address for Lenovo XClarity virtual appliance eth0 port
    2. To use a DHCP address for Lenovo XClarity virtual appliance eth0 port
    3. To select subnet for Lenovo XClarity virtual appliance internal network
    x. To continue without changing IP settings
    ... ...
  9. Web ブラウザーのキャッシュをクリアして、Web ブラウザーの表示情報を更新します。

    完了すると、「適用済みステータス」列が「適用済み」に変わります。

終了後

Orchestrator サーバー・ファイル」カードから、以下の操作を実行できます。

  • XClarity Orchestrator のインスタンスの現在のバージョンおよびビルド番号を表示するには、XClarity Orchestrator タイトル・バーの「ユーザー・アカウント」メニュー (「ユーザー・アカウント」メニュー) をクリックし、「バージョン情報」をクリックします。
  • XClarity Orchestrator に適用された特定の更新の更新履歴を表示するには、「適用済みステータス」列の更新ステータスのリンクをクリックします。
  • 名前を付けて保存」アイコン (「名前を付けて保存」アイコン) をクリックして、選択した Orchestrator サーバーの更新をローカル・システムに保存します。
  • 削除」アイコン (「削除」アイコン) をクリックして、選択された Orchestrator サーバーの更新を削除します。