サポートされるハードウェアおよびソフトウェア – XClarity Orchestrator
ご使用の環境が、Lenovo XClarity Orchestrator のハードウェア要件とソフトウェア要件を満たしていることを確認します。
ホスト・システム
XClarity Orchestrator は、ホスト・システム上の仮想アプライアンス内で実行されます。
- ハイパーバイザー要件
XClarity Orchestrator のインストールでは、以下のハイパーバイザーがサポートされています。
- Hyper-V がインストールされている Microsoft Windows Server 2019
- Hyper-V がインストールされている Microsoft Windows Server 2022
- VMware ESXi 8.0
- VMware ESXi 7.0
- VMware ESXi 6.7、U1、U2 および U3
- VMware ESXi 6.5、U1 および U2
Hyper-V の場合、仮想アプライアンスは仮想ディスク・イメージ (VHD) です。VMware ESXi の場合、仮想アプライアンスは OVF テンプレートです。
- ハードウェア要件
仮想アプライアンスで以下の最小要件が満たされている必要があります。ご使用環境の規模およびプロビジョニング機能の使用 (オペレーティング・システムのデプロイメント、ファームウェア更新、サーバーの構成など) に応じて、最適なパフォーマンスを実現するために追加リソースが必要になることがあります。
- 8 仮想プロセッサー・コア
- 16 GB のメモリー
- 2 つの接続されたディスクにまたがる 551 GB ストレージ。
- 仮想アプライアンス用に最小 251 GB (ディスク 0)
- 更新リポジトリー用100 GB (ディスク 1)
- OS イメージ・リポジトリー用200 GB (ディスク 2)
重要更新リポジトリーと OS イメージ・リポジトリーに使用されているディスクのサイズを増減することはできません。- ソフトウェア要件
以下のソフトウェアが XClarity Orchestrator で必要になります。
- 認証サーバー。XClarity Orchestrator はデフォルトで内部のライトウェイト・ディレクトリー・アクセス・プロトコル (LDAP) サーバーを使用して認証します。外部認証サーバーを使用する場合、以下の LDAP サーバーがサポートされています。
- Windows Server 2008 以降で実行する Microsoft Active Directory
- NTP サーバー。リソース・マネージャーおよび管理対象デバイスから受信したすべてのイベントおよびアラームのタイムスタンプが XClarity Orchestrator と同期されるようにするために、Network Time Protocol (NTP) サーバーが必要です。NTP サーバーに管理ネットワークを介してアクセスできることを確認します (通常は Eth0 インターフェース)。
XClarity Orchestrator をインストールするローカル・システムを NTP サーバーとして使用することを検討してください。この場合は、そのローカル・システムに管理ネットワークを介してアクセスできることを確認します。
- 認証サーバー。XClarity Orchestrator はデフォルトで内部のライトウェイト・ディレクトリー・アクセス・プロトコル (LDAP) サーバーを使用して認証します。
管理可能なリソース
XClarity Orchestrator は、最大 10,000 のデバイス総数をまとめて管理できるリソース・マネージャーを無制限数サポートできます。
- Lenovo XClarity Management Hub 2.0 v1.0.2 以降
XClarity Orchestrator は、XClarity Management Hub 2.0 によって管理されているデバイスを管理および監視します。各 XClarity Management Hub 2.0 インスタンスは、最大 5,000 のデバイスを管理できます。
重要高度な機能 (構成パターンを使用したオペレーティング・システムのデプロイメントやサーバー構成など) は、この管理ハブではサポートされません。
XClarity Orchestrator は、この管理ハブによって管理される ThinkSystem V4 デバイスをサポートしません。
サポートされるデバイスとオプション (I/O、DIMM、およびストレージ・アダプターなど) の完全なリスト、ファームウェア・レベルの最小要件、制限に関する考慮事項は、サーバー 用 XClarity Management Hub 2.0 サポート Web ページで確認できます。
特定のデバイスのハードウェアの構成とオプションに関する一般情報については、Lenovo Server Proven Web サイト を参照してください。
- Lenovo XClarity Management Hub
XClarity Orchestrator は、XClarity Management Hub によって管理されているデバイスを管理、監視、およびプロビジョニングします。各 XClarity Management Hub インスタンスは、最大 10,000 の ThinkEdge クライアント・デバイスを管理できます。
サポートされる ThinkEdge クライアント・デバイスとオプション (I/O、DIMM、およびストレージ・アダプターなど) の完全なリスト、ファームウェア・レベルの最小要件、制限に関する考慮事項は、エッジ・クライアント ・デバイス用 XClarity Management Hub サポート Web ページで確認できます。
特定のデバイスのハードウェアの構成とオプションに関する一般情報については、Lenovo Server Proven Web サイト を参照してください。
- Lenovo XClarity Administrator v4.0 以降
XClarity Orchestrator は、XClarity Administrator によって管理されている物理デバイスを管理、監視、およびプロビジョニングします。各 XClarity Administrator インスタンスは、最大 1,000 のデバイス (サーバー、シャーシ、スイッチ、およびストレージ) を管理できます。
XClarity Orchestrator は、特に明記されている場合を除き、XClarity Administrator および XClarity Management Hub でサポートされるすべてのデバイスをサポートします。サポートされるデバイスとオプション (I/O、DIMM、およびストレージ・アダプターなど) の完全なリスト、ファームウェア・レベルの最小要件、制限に関する考慮事項は、次の Lenovo XClarity サポート Web ページで確認できます。特定のデバイスのハードウェアの構成とオプションに関する一般情報については、Lenovo Server Proven Web サイト を参照してください。
注OS デプロイメント機能を使用するには、XClarity Administrator v4.0 以降が必要です。 - Schneider Electric EcoStruxure IT Expert
XClarity Orchestrator は、EcoStruxure IT エキスパート によって管理されるインフラストラクチャー・リソース (PDU や UPS など) を管理および監視します。
- VMware vRealize オペレーション・マネージャー
XClarity Orchestrator は、仮想ワークロード・メトリックを vRealize Operations Manager から監視します。
注vRealize Operations Manager は、XClarity Orchestrator でデバイスを管理しないため、リソース・マネージャーのリストには含まれません。
Web ブラウザー
- Chrome 80.0 以降
- Firefox ESR 68.6.0 以降
- Microsoft Edge 40.0 以降
- Safari 13.0.4 以降 (macOS 10.13 以降で実行されている場合)
サードパーティー・ソフトウェア
XClarity Orchestrator は、以下のソフトウェアと統合されています。
- Splunk v7.0.3 以降 (Splunk 用の XClarity Orchestrator アプリのユーザーズ・ガイド を参照)