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既存のサーバーからのサーバー構成パターンの学習

サーバー構成パターンでは、特定のサーバー・タイプの構成の特性を定義します。既存のサーバーから設定を学習して、サーバー・パターンを作成できます。

始める前に

  • サーバー構成パターンを作成する前に、サーバー構成に関する考慮事項を確認してください (デプロイメントの考慮事項の更新を参照)。
  • パターンの作成に使用するサーバーがオンラインであることを確認します。
  • 同じハードウェア・オプションを持ち、同じように構成する必要があるサーバーのグループを特定します。サーバー・パターンを使用すると、複数のサーバーに同じ構成設定をデプロイできるため、共通の構成を 1 か所から制御できます。

既存のサーバーの構成を学習してパターンを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. XClarity Orchestrator のメニュー・バーで「プロビジョニング」(「プロビジョニング」アイコン) > 「サーバー構成」をクリックした後「パターン」タブをクリックし、「サーバー構成パターン」カードを表示します。

    「サーバー構成パターン」カード
  2. 「作成」アイコン (「追加」アイコン) をクリックして、「サーバー構成パターンの作成」ダイアログを表示します。

    「サーバー構成パターンの作成」ダイアログ
  3. パターンの名前および説明 (任意) を指定します。
  4. このパターンのベースとして使用するサーバーを選択します。
    サポートされていないデバイス・モデルはグレーのテキストで表示されており選択できません。
  5. 「学習」をクリックします。

    この操作を実行するためのジョブが作成されます。「監視」(「監視」アイコン) > 「ジョブ」カードから、ジョブの進行状況を監視できます。ジョブが正常に完了しなかった場合は、ジョブのリンクをクリックしてジョブの詳細を表示します (ジョブの監視を参照)。

終了後

「パターン」カードから、以下の操作を実行できます。

  • パターンの詳細を表示するには、パターンの行をクリックします。
  • 「コピー」アイコン (「コピー」アイコン) をクリックして、選択済みパターンをコピーします。
  • パターンの詳細を表示するためにパターンの行をクリックし、必要な変更を加えた後「保存」をクリックして、パターンの構成設定を変更します。

    デフォルトでは、学習した設定はすべてパターンに含まれます。パターンから設定を除外するには、「パターンへの設定を除外/包含」を選択し、パターンに含めない設定をクリアします。クリアされた (除外マークが付いている) 設定は、黄色で強調表示されます。「保存」をクリックすると、パターンに含まれる設定だけが表示されます。除外した設定を再び含めるには、「パターンへの設定を除外/包含」をクリックし、「除外された設定を表示」をクリックしてから、パターンに含める設定を選択します。選択された (包含マークが付いている) 設定は、緑色で強調表示されます。

    コンプライアンスの確認は、含まれる設定にのみ基づいて行います。除外した設定はチェックが行われません。

    変更されたパターンを保存すると、そのパターンが割り当てられているサーバーでXClarity Orchestratorがコンプライアンス・チェックを実行し、サーバーの構成がパターンと一致するかどうかを判断します。その後、変更したパターンを非適合のサーバーにデプロイできます (サーバー構成パターンの割り当てとデプロイを参照)。


    「サーバー構成パターンの詳細」カード
  • パターンの詳細を表示するためにパターンの行をクリックし、構成パターンをコピーした後「名前を付けて保存」をクリックします。
  • 選択済みパターンを削除するには、「削除」アイコン (「削除」アイコン) をクリックします。

    パターンが 1 つ以上のサーバーに割り当てられている場合、適用可能なサーバーのリストがダイアログに表示されます。削除要求を確認すると、それらのサーバーからパターンの割り当てが解除されます。

    サーバーにアクティブにデプロイされているパターンは削除できません。
  • パターンを 1 つ以上のターゲット・サーバーに割り当て、デプロイします (サーバー構成パターンの割り当てとデプロイを参照)。