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デプロイメントの考慮事項の更新

Lenovo XClarity Orchestrator を使用して更新をデプロイする前に、以下の重要な考慮事項を確認してください。

  • 最適なパフォーマンスを保つには、Lenovo XClarity Administrator リソース・マネージャーが v3.2.1 以降を実行していることを確認してください。
  • 適用する更新パッケージが更新リポジトリ―に含まれていることを確認します。含まれていない場合は、製品カタログを更新し、適切な更新をダウンロードします (更新のダウンロードとインポート を参照)。
  • ターゲット・リソースで現在実行されているジョブがないことを確認します。ジョブを実行中の場合、更新ジョブは他のジョブがすべて完了するまでキューに入れられます。
  • リソースに割り当てられた更新コンプライアンス・ポリシーがあり、更新の結果がコンプライアンス違反になる場合、コンプライアンス・ポリシーを調整するか、別のポリシーを割り当てて違反を修正する必要があります。
  • 複数のコンポーネントに対する更新を含む更新パッケージをインストールするように選択した場合、更新パッケージが適用されるすべてのコンポーネントが更新されます。

リソースに関する検討事項

  • 更新機能では、サーバーとリソース・マネージャーの更新のみをサポートしています。

    ThinkSystem SR635 および SR655 では、BMC および UEFI ファームウェア更新のみサポートされています。

    ThinkSystem デバイスおよび ThinkAgile デバイスの場合、ベースボード管理コントローラーおよび UEFI バックアップ・バンクではファームウェア更新はサポートされていません。代わりに、プライマリ・バンクを更新し、自動プロモーションを有効にします。

  • 管理対象デバイスを更新する前に、重要な更新に関する考慮事項を必ずお読みください (ファームウェア更新に関する考慮事項 XClarity Administrator オンライン・ドキュメント を参照)。
  • XClarity Administrator リソース・マネージャーを更新する前に、XClarity Administrator の更新に関する考慮事項を読んでください (XClarity Administrator 管理サーバーの更新 XClarity Administrator オンライン・ドキュメント を参照)。
  • XClarity Administrator リソース・マネージャーを更新する前に、クローンを作成して仮想アプライアンスをバックアップします (XClarity Administrator のバックアップ XClarity Administrator オンライン・ドキュメント を参照)。
  • 更新するリソースに、更新コンプライアンス・ポリシーが割り当てられていることを確認します。
  • XClarity Orchestrator は、更新プロセス中に、適用可能な更新をリソース・マネージャーに転送します。管理サーバーに、更新を含めるための十分なディスク・スペースがあることを確認します。
  • ThinkEdge Client デバイスでは、Windows 10 バージョン 1809 以降の 64 ビット・オペレーティング・システムを実行するサーバーでの BIOS 更新のみがサポートされます。現在、特別版 (10 S や 10x など) はサポートされていません。
  • Web インターフェースから次のサーバーのファームウェア更新をダウンロードすることはできません。代わりに、ibm.com から更新を手動でダウンロードして、更新をインポートします。
    • IBM System x iDataPlex dx360 M4
    • IBM System シリーズ M4
    • IBM System x3100 M5 および x3250 M
    • IBM System x3850 X5 および x3950 X5
    • IBM System x3850 X6 および x3950 X6
    • IBM Flex System

リポジトリーに関する考慮事項

  • 適用する更新パッケージが更新リポジトリ―に含まれていることを確認します。含まれていない場合は、製品カタログを更新し、適切な更新をダウンロードします (更新のダウンロードとインポート を参照)。

    ターゲット更新に加えて、前提条件となる更新をインストールすることもできます。前提条件となるすべての更新は、適用前にリポジトリーにダウンロードする必要があります。

    場合によっては、更新を適用するために複数のバージョンが必要になることがあり、その場合はすべてのバージョンをリポジトリーにダウンロードする必要があります。

更新プロセスに関する考慮事項

  • 複数のコンポーネントに対する更新を含む更新パッケージをインストールするように選択した場合、更新パッケージが適用されるすべてのコンポーネントが更新されます。
  • リソース・マネージャーおよびそのリソース・マネージャーによって管理されている 1 つ以上のデバイスに更新を適用する要求が行われると、最初に更新がリソース・マネージャーに適用されます。
  • 更新の進行中は、ターゲット・リソースはロックされています。更新プロセスが完了するまでは、ターゲット・リソース上にある他の管理タスクを開始できません。
  • 更新がリソースに適用された後、更新を完全にアクティブ化するため再起動が 1 回以上必要になる可能性があります。リソースをすぐに再起動するか、後でアクティブ化するか、またはアクティブ化に優先順位を付けることを選択できます。すぐに再起動することを選択した場合、XClarity Orchestrator により必要な再起動回数が最小限に抑えられます。後でアクティブ化することを選択した場合、次回リソースが再起動されたときに更新がアクティブ化されます。アクティブ化に優先順位を付ける場合は、ベースボード管理コントローラーの更新が即座にアクティブ化され、その他のすべての更新は次回のデバイスの再起動時に有効になることに注意してください。
  • 更新プロセス中にリソースの再起動を選択した場合 (即時アクティベーション)、必ず実行中のワークロードを停止してください。仮想化環境で作業している場合は、別のリソースに移動してください。
  • 一部のファームウェア更新では、モニターがターゲット・デバイスに接続されている必要があります。モニターが接続されていない場合、更新プロセスが失敗する可能性があります。