前提条件
スイッチ・ファームウェア更新のプロセスを開始する前に、このトピックの手順に従ってください。
作業を開始する前に、以下の項目が使用可能であることを確認します。
Azure Stack ハブ管理者ポータル に対するアクセス資格情報
HLH 上の XClarity Administrator に対するアクセス資格情報
トラブルシューティングの目的で、スイッチへの直接シリアル接続が必要な場合:
スイッチに付属している Lenovo 固有のシリアル・ケーブル (Mini-USB-RJ45-Serial)
USB からシリアルへの変換ケーブル
以下を収容している USB ドライブ:
適切な Best Recipe (最良レシピ) に対応する Lenovo ThinkAgile SXM ファームウェア更新ファイル
適切な Best Recipe (最良レシピ) に対応する XClarity Administrator ファームウェア更新ポリシー・ファイル
注次の URL にある ThinkAgile SXM リポジトリーから、上記のファイルを取得できます。
このガイドは、ご使用の ThinkAgile SXM シリーズ ソリューションが、ThinkAgile SXM ネットワーク・スイッチでファームウェア更新を実行するために、HLH 上で Lenovo XClarity Administrator バージョン 2.x を実行していることを想定しています。HLH 上で XClarity Administrator バージョン 2.x が実行されている場合は、トピック XClarity Administrator の更新の手順に従って、他のバージョン 2.x に簡単に更新できます。
更新を実行する目的で XClarity Administrator を使用する場合に必要とされるスイッチの NOS の最小バージョンは、CNOS v10.6.1.0 (TOR スイッチおよび NE0152T BMC スイッチの場合) と ENOS v8.4.8.0 (G8052 BMC スイッチの場合) です。スイッチが以前のバージョンを実行している場合、XClarity Administrator を使用してスイッチ上の NOS を更新することはできません。この場合、スイッチ CLI メソッドを使用してスイッチ・ファームウェアを更新する方法については、付録 B: CLI を使用した ThinkAgile SXM シリーズ・スイッチの更新 (Lenovo スイッチのみ)を参照してください。
ソリューションの期待が満たされていない可能性がある間、ソリューション保守期間を確保します。これら 3 個のスイッチすべてに対して最小 2 時間の保守期間を確保することを Lenovo はお勧めします。