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コントローラーのDNSの設定

set controller DNSServers コマンドは、コントローラーのドメイン・ネーム・システム (DNS) 設定を更新します。DNSは、コントローラーとネットワーク・タイム・プロトコル (NTP) サーバの完全修飾ドメイン名を解決するために使用されます。

対応アレイ

このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。

コンテキスト

作業を開始する前に、次の点を確認します。

  • DNSサーバが設定されていること。

  • プライマリーDNSサーバで障害が発生した場合に備えて、プライマリーDNSサーバとバックアップDNSサーバのアドレスがわかっていること。このアドレスは、IPv4アドレスでもIPv6アドレスでもかまいません。

重要
このコマンドは両方のコントローラーに送信する必要があります。このコマンドはコントローラー固有です。
アレイの管理ポートを動的ホスト構成プロトコル (DHCP) ですでに設定し、かつ1つ以上のDNSサーバまたはNTPサーバをDHCPセットアップに関連付けている場合は、DNSまたはNTPを手動で設定する必要がありません。この場合、DNS / NTPサーバのアドレスはアレイによってすでに自動的に検出されているはずです。

構文

set controller[<span className="ph">a</span>] DNSServers=(auto|(Address1 [Address2]))

パラメーター

パラメーター説明
DNSServers このパラメーターは、コントローラーのDNSサーバを設定します。DHCP から提供される DNS サーバーを使用する場合は、 auto を指定します。それ以外の場合は、1つまたは2つのDNSサーバをスペースで区切って指定します。
アレイの管理イーサネット・ポートは、IPv4プロトコルとIPv6プロトコルを同時にサポートできます。アドレスはIPv4アドレスでもIPv6アドレスでもかまいません。複数のアドレスを指定する場合、アドレスの種類が同じである必要はありません。
複数のアドレスを指定すると、指定した順にアドレスが使用されます (1番目がプライマリー・アドレスで2番目がバックアップ・アドレス)。
AddressX  IPv4Address|IPv6Address

set controller[<span className="ph">a</span>] DNSServers=auto;
set controller[<span className="ph">a</span>] DNSServers=(192.168.1.1);
set controller[<span className="ph">b</span>] DNSServers=(192.168.1.1 192.168.1.105);
set controller[<span className="ph">b</span>] DNSServers=(2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334 192.168.1.1)