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同期ミラーリングの中断

suspend syncMirror primariesコマンドは、同期ミラーリング処理を中断します。

対応アレイ

このコマンドは、DE4000H、DE4000F、DE6000H、または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。

構文

suspend syncMirror (primary [<var id="GUID-BC6FD2F5-6A1C-4CDF-B8C8-2AB3C03958AC__V1392803" className="keyword varname">primaryVolumeName</var>] 
primaries [<var id="GUID-BC6FD2F5-6A1C-4CDF-B8C8-2AB3C03958AC__V1392804" className="keyword varname">primaryVolumeName1</var> ... <var id="GUID-BC6FD2F5-6A1C-4CDF-B8C8-2AB3C03958AC__V1392805" className="keyword varname">primaryVolumeNameN</var>])
[writeConsistency=(TRUE | FALSE)]

パラメーター

パラメーター説明
primary

処理を中断するプライマリー・ボリュームの名前。ボリューム名は角かっこ ([ ]) で囲みます。ボリューム名が特殊文字または数字を含んでいる場合は、ボリューム名を二重引用符 (" ") で囲んだ上で角かっこで囲む必要があります。

primaries

処理を中断する複数のプライマリー・ボリュームの名前。すべてのボリュームに同じプロパティが適用されます。以下のルールを使用して、ボリュームの名前を入力します。

  • すべての名前は角かっこ ([ ]) で囲みます。

  • 名前はそれぞれスペースで区切ります。

ボリューム名に特殊文字または数字が含まれる場合は、次のルールに従って名前を入力します。

  • すべての名前は角かっこ ([ ]) で囲みます。

  • 個々の名前は二重引用符 (" ") で囲みます。

  • 名前はそれぞれスペースで区切ります。

writeConsistency このパラメーターは、このコマンドに指定したボリュームが同じ書き込み整合性グループのメンバーか、別々のボリュームであるかを定義します。同一の書き込み整合性グループのボリュームの場合は、このパラメーターを TRUE に設定します。別々のボリュームの場合は、このパラメーターを FALSE に設定します。

注記

writeConsistency パラメーターを TRUE に設定する場合は、ボリュームが 1 つまたは複数の書き込み整合性グループに存在する必要があります。このコマンドは、指定したボリュームを含むすべての書き込み整合性グループの同期ミラーリングを中断します。たとえば、ボリュームA、B、C が同じ書き込み整合性グループのメンバーで、リモートに対応するボリューム A’、B’、C’ があるとします。

suspend syncMirror volume ["A"] writeConsistency=TRUE


このコマンドは、A-A’、B-B’、C-C’の同期ミラーリングを中断します。書き込み整合性グループ 1={A, B, C} と書き込み整合性グループ 2={D, E, F} があるとします。

suspend syncMirror volumes ["A" "D"] writeConsistency=TRUE


このコマンドは、両方の書き込み整合性グループの同期ミラーリングを中断します。