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シェルフ間接続の規則

ディスク・シェルフのスタックに複数のディスク・シェルフがある場合、各 SAS ドメイン (IOM A および IOM B) を通じ、適用可能な標準またはダブル幅のシェルフ間配線を使用して相互接続します。標準またはダブル幅のどちらのシェルフ間配線を使用するかは、お使いの構成によって異なります。

標準シェルフ間接続

  • 標準シェルフ間接続は、マルチパス HA、マルチパス、単一パス HA、および単一パス構成で使用されます。
  • 標準シェルフ間接続は、IOM3 モジュールおよび IOM6 モジュールのある既存の SAS ストレージ構成で使用され、ドメイン A (IOM A) およびドメイン B (IOM B) の各ドメインのディスク・シェルフ間で 1 個のケーブル接続が必要です。
  • 標準シェルフ間接続では、IOM ポート 3 および IOM ポート 1 を使用することがベスト・プラクティスです。

    スタック内の論理的に最初のシェルフから論理的に最後のシェルフまで、ドメイン A の IOM ポート 3 を次のシェルフの IOM ポート 1 に接続してから、ドメイン B でも同様に接続します。



ダブル幅シェルフ間接続

  • ダブル幅シェルフ間接続は、クアッド・パス (クアッド・パス HA およびクアッド・パス) 構成で使用されます。
  • ダブル幅シェルフ間接続では、ドメイン (IOM A) およびドメイン B (IOM B) の各ドメインのディスク・シェルフ間で 2 個のケーブル接続が必要です。

    1 つ目のケーブル接続は、標準シェルフ間接続 (IOM ポート 3 および IOM ポート 1 を使用) で配線され、2 つ目のケーブル接続は、ダブル幅シェルフ間接続 (IOM ポート 4 および IOM ポート 2 を使用) で配線されます。

    スタック内の論理的に最初のシェルフから論理的に最後のシェルフまで、ドメイン A の IOM ポート 3 を次のシェルフの IOM ポート 1 に接続してから、ドメイン B でも同様に接続します。そして、スタック内の論理的に最初のシェルフから論理的に最後のシェルフまで、ドメイン A の IOM ポート 4 を次のシェルフの IOM ポート 2 に接続してから、ドメイン B でも同様に接続します。(ダブル幅接続で配線された IOM ポートは青色で示されています。)