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ローカル・リカバリーまたはスーパーバイザー・ユーザーのパスワードを忘れた

スーパーバイザー・アカウントまたは別のスーパーバイザー・アカウントが存在しない場合は、新規パスワードで構成ファイルを含む ISO イメージをマウントすることで、lxc-recovery または lxc-supervisor 権限を持つローカル・ユーザーのパスワードをリセットできます。

始める前に

重要
この手順は、XClarity Administrator v3.3.x および v3.4.x では機能しません。これらのバージョンのいずれかを使用している場合は、Lenovo Support に連絡して XClarity Administrator へのアクセスのリカバリーを行ってください。

この方法を使用してパスワードをリセットするには、XClarity Administrator ホスト・システムのアクセス権限が必要です。

リセットされているユーザー名には lxc-recovery または lxc-supervisor 権限が必要です。

パスワードは、XClarity Administrator によって適用される検証規則と同じ規則に従う必要があります。

パスワードがリセットされた後、初回アクセスでパスワードを変更する必要はありません

手順

ISO イメージを作成してマウントするには、以下の手順を実行します。

  1. 仮想マシンの電源をオフにします。
  2. 以下のパラメーターを含む passwordreset.properties という名前のファイルを作成します。
    user=
    password=
    エコー・コマンドを使用して、ファイルを作成できます。例:
    ECHO user=admin > ./ passwordreset.properties
    ECHO password=New_Passw0rd >> ./ passwordreset.properties
  3. passwordreset.properties ファイルが含まれる ISO イメージを作成します。

    Windows で ISO イメージを作成する場合、どの ISO ソフトウェアを使用してもかまいません。Linux では、たとえば mkisofs コマンドを使用します。

    mkisofs -V passreset -J -o ./passreset.iso ./passwordreset.properties

    -V はボリューム・ラベル、-J は Joliet 形式、-o は出力ファイル名、/ passwordreset.properties は ISO イメージに含めるファイルです

  4. データストア・ブラウザーを使用して、適切な場所に ISO イメージをアップロードします。

  5. ISO イメージを仮想マシンにマウントします。

    • Citrix の場合:

      1. 仮想マシンに物理 CD ドライブとして、構成の ISO イメージをマウントします。

      2. Citrix から、XClarity Administrator 仮想マシンを選択します。

      3. コンソール」タブをクリックします。

      4. ドライブ・リストから、物理 CD を選択します。

    • Nutanix AHV ホストの場合:

      1. Settings」メニュー (Nutanix の歯車メニュー・アイコン) で、「Image configuration」をクリックして「Image Configuration」ダイアログを表示します。

      2. eth0_config.iso イメージをアップロードします。

        1. 「Image Configuration」ダイアログで、「Upload Image」クリックし、をもう一度「Create Image」ダイアログを表示します。

        2. ISO イメージの名前を指定します。

        3. イメージ・タイプとして ISO を選択します。

        4. ファイルのアップロード」を選択して「ファイルの選択」をクリックし、eth0_config.iso イメージを選択します。

        5. 「保存」をクリックして、ファイルをアップロードします。

        6. Close」をクリックして「Image Configuration」ダイアログを閉じます。

      3. セットアップの手順を続行する前に、アップロード・プロセスが完了するまで待ちます。プロセスが完了すると、メニューのステータスが丸になります。

      4. eth0_config.iso イメージのディスクを追加します。

        1. VM から下部のメニュー・バーで、「Update」をクリックします。

        2. CDROM ディスクの「Edit」アイコンをクリックし、「Edit Disk」ダイアログを表示します。

        3. 操作として「Clone from Image Service」を選択します。

        4. イメージ・リストから以前に作成した ISO イメージを選択します。

        5. Update」をクリックします。

        6. 保存」をクリックします。

    • RedHat KVM ホストの場合:

      1. Virtual Machine Manager から、仮想マシンを選択し、「ハードウェアの追加」をクリックすると、「新しい仮想ハードウェアの追加」ダイアログが表示されます。

      2. ストレージ」タブをクリックします。

      3. 管理対象ストレージまたは他の既存のストレージの選択」を選択し、「参照」をクリックして、eth0_config.iso イメージを選択します。

      4. デバイス・タイプとして「VirtIO」を選択します。

        XClarity Administrator 1.4.0 以前の場合は、ディスク・バスに「IDE」を選択します。
      5. キャッシュ・モードとして「なし」を選択します。

      6. 完了」をクリックします。

    • VMware ESXi ホストの場合:

      XClarity Administrator 仮想マシンで CD/DVD ドライブとしてマウントできるように、ISO ファイルは ESXi ホストのデータストアに存在する必要があります。

      1. 仮想マシンを右クリックし、「設定の編集」をクリックします。
      2. 追加」をクリックして、「ハードウェアの追加」ウィザードを表示します。
      3. CD/DVD ドライブ」をクリックし、「次へ」をクリックします。
      4. ISO イメージを使用する」を選択し、「次へ」をクリックします。
      5. ISO イメージを選択し、「次へ」をクリックします。
      6. 仮想デバイス・ノードを選択し、「次へ」クリックします。
      7. 完了」をクリックします。
    • Windows Hyper-V ホストの場合:

      重要
      ISO イメージをマウントする前に、仮想マシンの電源をオフにする必要があります。
      1. 「Hyper-V マネージャー」ウィンドウで、仮想アプライアンスを右クリックし、「接続」をクリックして「仮想マシンの接続」ウィンドウを表示します。

      2. 「メディア」 > 「DVD ドライブ」 > 「ディスクの挿入」の順にクリックします。

      3. ISO イメージを選択し、「開く」をクリックします。

  6. 仮想マシンの電源をオンにして、passwordreset.properties ファイルに指定されたユーザー名とパスワードを使用して XClarity Administrator Web インターフェースにログインします (XClarity Administrator オンライン・ドキュメントの XClarity Administrator へのログイン を参照)。

  7. ドライブをアンマウントして ISO イメージを削除します。

    • Citrix の場合

      1. Citrix ハイパーバイザーから、XClarity Administrator 仮想マシンを選択します。

      2. コンソール」タブをクリックします。

      3. ドライバー・リストから、構成 ISO に関連付けられている物理 CD をクリアします。

    • Nutanix AHV ホストの場合:

      1. VM から下部のメニュー・バーで、「Update」をクリックします。

      2. CDROM ディスクの「Edit」アイコンをクリックし、「Edit Disk」ダイアログを表示します。

      3. 「イジェクト」アイコンをクリックします。

      4. 保存」をクリックします。

    • VMware ESXi ホストの場合:

      1. 仮想マシンを右クリックし、「設定の編集」をクリックします。

      2. ハードウェアのリストからマウントされたドライブを選択し、「削除」をクリックします。

      3. OK」をクリックします。これでドライブが切断されます。

      4. 仮想マシンを右クリックし、もう一度「設定の編集」をクリックします。

      5. ハードウェアのリストからドライブを選択し、「電源オン時に接続」チェックボックスのチェックを外します。

      6. OK」をクリックします。

      7. データストアから ISO イメージを削除します。

    • Windows Hyper-V ホストの場合:

      1. 「Hyper-V マネージャー」ウィンドウで、仮想アプライアンスを右クリックし、「接続」をクリックして「仮想マシンの接続」ウィンドウを表示します。

      2. 「メディア」 > 「DVD ドライブ」 > iso_image_name.iso の取り出し」をクリックします。

      3. データストアから ISO イメージを削除します。