ローカル・リカバリーまたはスーパーバイザー・ユーザーのパスワードを忘れた
スーパーバイザー・アカウントまたは別のスーパーバイザー・アカウントが存在しない場合は、新規パスワードで構成ファイルを含む ISO イメージをマウントすることで、lxc-recovery または lxc-supervisor 権限を持つローカル・ユーザーのパスワードをリセットできます。
始める前に
この方法を使用してパスワードをリセットするには、XClarity Administrator ホスト・システムのアクセス権限が必要です。
リセットされているユーザー名には lxc-recovery または lxc-supervisor 権限が必要です。
パスワードは、XClarity Administrator によって適用される検証規則と同じ規則に従う必要があります。
パスワードがリセットされた後、初回アクセスでパスワードを変更する必要はありません
手順
ISO イメージを作成してマウントするには、以下の手順を実行します。
- 仮想マシンの電源をオフにします。
- 以下のパラメーターを含む passwordreset.properties という名前のファイルを作成します。
user=
password=エコー・コマンドを使用して、ファイルを作成できます。例:ECHO user=admin > ./ passwordreset.properties
ECHO password=New_Passw0rd >> ./ passwordreset.properties passwordreset.properties ファイルが含まれる ISO イメージを作成します。
Windows で ISO イメージを作成する場合、どの ISO ソフトウェアを使用してもかまいません。Linux では、たとえば mkisofs コマンドを使用します。
mkisofs -V passreset -J -o ./passreset.iso ./passwordreset.properties
-V はボリューム・ラベル、-J は Joliet 形式、-o は出力ファイル名、/ passwordreset.properties は ISO イメージに含めるファイルです
データストア・ブラウザーを使用して、適切な場所に ISO イメージをアップロードします。
ISO イメージを仮想マシンにマウントします。
Citrix の場合:
仮想マシンに物理 CD ドライブとして、構成の ISO イメージをマウントします。
Citrix から、XClarity Administrator 仮想マシンを選択します。
「コンソール」タブをクリックします。
ドライブ・リストから、物理 CD を選択します。
Nutanix AHV ホストの場合:
「Settings」メニュー () で、「Image configuration」をクリックして「Image Configuration」ダイアログを表示します。
eth0_config.iso イメージをアップロードします。
「Image Configuration」ダイアログで、「Upload Image」クリックし、をもう一度「Create Image」ダイアログを表示します。
ISO イメージの名前を指定します。
イメージ・タイプとして ISO を選択します。
「ファイルのアップロード」を選択して「ファイルの選択」をクリックし、eth0_config.iso イメージを選択します。
「保存」をクリックして、ファイルをアップロードします。
「Close」をクリックして「Image Configuration」ダイアログを閉じます。
セットアップの手順を続行する前に、アップロード・プロセスが完了するまで待ちます。プロセスが完了すると、メニューのステータスが丸になります。
eth0_config.iso イメージのディスクを追加します。
VM から下部のメニュー・バーで、「Update」をクリックします。
CDROM ディスクの「Edit」アイコンをクリックし、「Edit Disk」ダイアログを表示します。
操作として「Clone from Image Service」を選択します。
イメージ・リストから以前に作成した ISO イメージを選択します。
「Update」をクリックします。
「保存」をクリックします。
RedHat KVM ホストの場合:
Virtual Machine Manager から、仮想マシンを選択し、「ハードウェアの追加」をクリックすると、「新しい仮想ハードウェアの追加」ダイアログが表示されます。
「ストレージ」タブをクリックします。
「管理対象ストレージまたは他の既存のストレージの選択」を選択し、「参照」をクリックして、eth0_config.iso イメージを選択します。
デバイス・タイプとして「VirtIO」を選択します。
注XClarity Administrator 1.4.0 以前の場合は、ディスク・バスに「IDE」を選択します。キャッシュ・モードとして「なし」を選択します。
「完了」をクリックします。
VMware ESXi ホストの場合:
XClarity Administrator 仮想マシンで CD/DVD ドライブとしてマウントできるように、ISO ファイルは ESXi ホストのデータストアに存在する必要があります。
- 仮想マシンを右クリックし、「設定の編集」をクリックします。
- 「追加」をクリックして、「ハードウェアの追加」ウィザードを表示します。
- 「CD/DVD ドライブ」をクリックし、「次へ」をクリックします。
- 「ISO イメージを使用する」を選択し、「次へ」をクリックします。
- ISO イメージを選択し、「次へ」をクリックします。
- 仮想デバイス・ノードを選択し、「次へ」クリックします。
- 「完了」をクリックします。
Windows Hyper-V ホストの場合:
重要ISO イメージをマウントする前に、仮想マシンの電源をオフにする必要があります。「Hyper-V マネージャー」ウィンドウで、仮想アプライアンスを右クリックし、「接続」をクリックして「仮想マシンの接続」ウィンドウを表示します。
の順にクリックします。
ISO イメージを選択し、「開く」をクリックします。
仮想マシンの電源をオンにして、passwordreset.properties ファイルに指定されたユーザー名とパスワードを使用して XClarity Administrator Web インターフェースにログインします (XClarity Administrator オンライン・ドキュメントの XClarity Administrator へのログイン を参照)。
ドライブをアンマウントして ISO イメージを削除します。
Citrix の場合
Citrix ハイパーバイザーから、XClarity Administrator 仮想マシンを選択します。
「コンソール」タブをクリックします。
ドライバー・リストから、構成 ISO に関連付けられている物理 CD をクリアします。
Nutanix AHV ホストの場合:
VM から下部のメニュー・バーで、「Update」をクリックします。
CDROM ディスクの「Edit」アイコンをクリックし、「Edit Disk」ダイアログを表示します。
「イジェクト」アイコンをクリックします。
「保存」をクリックします。
VMware ESXi ホストの場合:
仮想マシンを右クリックし、「設定の編集」をクリックします。
ハードウェアのリストからマウントされたドライブを選択し、「削除」をクリックします。
「OK」をクリックします。これでドライブが切断されます。
仮想マシンを右クリックし、もう一度「設定の編集」をクリックします。
ハードウェアのリストからドライブを選択し、「電源オン時に接続」チェックボックスのチェックを外します。
「OK」をクリックします。
データストアから ISO イメージを削除します。
Windows Hyper-V ホストの場合:
「Hyper-V マネージャー」ウィンドウで、仮想アプライアンスを右クリックし、「接続」をクリックして「仮想マシンの接続」ウィンドウを表示します。
をクリックします。
データストアから ISO イメージを削除します。