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System Management Module の問題

この情報を使用して、System Management Module に関する問題を解決してください。

ソリューションの電源がオンにならない

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  1. SMM の状況 LED が正常に機能していることを確認します (System Management Module (SMM)を参照)。

  2. 電源 LED のステータスがゆっくり点滅していることを確認します。

  3. XCC の状況 LED が正常に点滅していることを確認します。

  4. SMM イベント・ログを確認し、XCC で障害が発生しているかどうかを調べます。

  5. まだソリューションの電源をオンにできない場合は、ノードを再接続し、最小構成で項目 1 ~ 項目 4 を再度確認します。

  6. ノードを別のスロットに交換し、再度電源をオンにします。

  7. エラーが再発する場合は、システム・ボードを交換します。

System Management Module の状況 LED が継続的にオンまたはオフ

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  1. SMM を取り外して、再度取り付けます (System Management Module (SMM) の取り外しおよびSystem Management Module (SMM) アセンブリーの取り付けを参照)。

  2. 問題が解決しない場合は、SMM を交換します。

System Management Module の ping エラー

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  1. SNMP トラップ・イベント・ログを収集します。

  2. LED を確認して SMM ステータスを診断します。

    SMM LED について詳しくは、System Management Module (SMM)を参照してください。
  3. 電源 LED と、状況 LED が正常に動作している場合、SMM を再取り付けします。

  4. リセット・ピンホールを 4 秒以上押して SMM をデフォルト設定にリセットします。その後、XCC を通じて SMM ネットワークを有効にします。

  5. SMM を交換します。

System Management Module が正常に動作しているときにファンで障害が発生した

問題が解決するまで、以下のステップを実行します。
  1. SMM と SNMP イベント・ログで、ファン障害の問題がないか確認します。

  2. ファン障害の問題がある場合、障害のあるファンを交換します。

  3. 次のコマンドを使用して、自動ファン制御を無効にします。

    ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xc6 0x00

  4. 次のコマンドを使用して、ファン速度をフルスピードに設定します。

    ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xc4 0x64

  5. SMM Web サイトにアクセスするか、次のコマンドを使用してファン速度設定を確認します。

    ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD sensor

    フルスピードに満たないファンがある場合、障害のあるファンを交換します。

  6. 次のコマンドを使用して、自動ファン制御を有効にします。

    ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xc6 0x01

  7. エラーが再発する場合、FFDC ログで詳細を確認します。

    FFDC ログの収集の詳細については、イベント・ログの収集を参照してください。

System Management Moduleの D2 エンクロージャーのシリアル番号の設定

シリアル番号を変更するのには、次のコマンドを使用します。

ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xAF 0x05 0x01 [sn]

たとえば、シリアル番号を「5151515151」に設定する場合は次のとおりです。

ipmitool -I lanplus -H 192.168.80.125 -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xAF 0x05 0x01 0x35 0x31 0x35 0x31 0x35 0x31 0x35 0x31 0x35 0x31

SMM ファームウェアが v1.02 [TESM07D] 以降であることを確認します。この場合、エンクロージャーのシリアル番号は IPMI コマンドで変更できます。