System Management Module の問題
この情報を使用して、System Management Module に関する問題を解決してください。
ソリューションの電源がオンにならない
SMM の状況 LED が正常に機能していることを確認します (System Management Module (SMM)を参照)。
電源 LED のステータスがゆっくり点滅していることを確認します。
XCC の状況 LED が正常に点滅していることを確認します。
SMM イベント・ログを確認し、XCC で障害が発生しているかどうかを調べます。
まだソリューションの電源をオンにできない場合は、ノードを再接続し、最小構成で項目 1 ~ 項目 4 を再度確認します。
ノードを別のスロットに交換し、再度電源をオンにします。
エラーが再発する場合は、システム・ボードを交換します。
System Management Module の状況 LED が継続的にオンまたはオフ
SMM を取り外して、再度取り付けます (System Management Module (SMM) の取り外しおよびSystem Management Module (SMM) アセンブリーの取り付けを参照)。
問題が解決しない場合は、SMM を交換します。
System Management Module の ping エラー
SNMP トラップ・イベント・ログを収集します。
LED を確認して SMM ステータスを診断します。
注SMM LED について詳しくは、System Management Module (SMM)を参照してください。電源 LED と、状況 LED が正常に動作している場合、SMM を再取り付けします。
リセット・ピンホールを 4 秒以上押して SMM をデフォルト設定にリセットします。その後、XCC を通じて SMM ネットワークを有効にします。
SMM を交換します。
System Management Module が正常に動作しているときにファンで障害が発生した
SMM と SNMP イベント・ログで、ファン障害の問題がないか確認します。
ファン障害の問題がある場合、障害のあるファンを交換します。
次のコマンドを使用して、自動ファン制御を無効にします。
ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xc6 0x00
次のコマンドを使用して、ファン速度をフルスピードに設定します。
ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xc4 0x64
SMM Web サイトにアクセスするか、次のコマンドを使用してファン速度設定を確認します。
ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD sensor
フルスピードに満たないファンがある場合、障害のあるファンを交換します。
次のコマンドを使用して、自動ファン制御を有効にします。
ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xc6 0x01
エラーが再発する場合、FFDC ログで詳細を確認します。
注FFDC ログの収集の詳細については、イベント・ログの収集を参照してください。
System Management Moduleの D2 エンクロージャーのシリアル番号の設定
シリアル番号を変更するのには、次のコマンドを使用します。
ipmitool -I lanplus -H [ip] -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xAF 0x05 0x01 [sn]
たとえば、シリアル番号を「5151515151」に設定する場合は次のとおりです。
ipmitool -I lanplus -H 192.168.80.125 -U USERID -P PASSW0RD raw 0x32 0xAF 0x05 0x01 0x35 0x31 0x35 0x31 0x35 0x31 0x35 0x31 0x35 0x31