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iSCSI IPアドレスのリセット

reset iscsiIpAddressコマンドは、リモート・ストレージ・アレイのIPアドレスをリセットし、ローカル・ストレージ・アレイとの接続を再確立します。

対応アレイ

重要
DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H および DE6000F のアレイに対して実行する場合は、クライアント・タイプを symbol に設定する必要があります。クライアント・タイプが https に設定されている場合は、このコマンドは機能しません。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。

コンテキスト

このコマンドを使用すると、リモート・ストレージ・アレイのiSCSI IPアドレスが変更されたこと、および更新が必要であることをローカル・ストレージ・アレイに通知できます。

iSCSI接続と非同期ミラーリング関係を確立する際、ローカルおよびリモート両方のストレージ・アレイは、リモート・ストレージ・アレイのIPアドレスを非同期ミラーリング構成に保存します。iSCSIポートのIPアドレスが変わると、そのポートを使用しようとしているリモート・ストレージ・アレイで通信エラーが発生します。

IPアドレスが変更されたストレージ・アレイは、iSCSI接続を使用してミラーリングするように設定された非同期ミラー・グループに関連付けられている各リモート・ストレージ・アレイにメッセージを送信します。このメッセージを受け取ったストレージ・アレイは、リモート・ターゲットのIPアドレスを自動的に更新します。

IPアドレスが変更されたストレージ・アレイがそのコントローラー間のメッセージをリモート・ストレージ・アレイに送信できない場合は、接続に関する問題のアラートがシステムから送信されます。ローカル・ストレージ・アレイとの接続を再確立するには、 reset コマンドを使用します。

構文

reset (remoteStorageArrayName="<var id="GUID-1A1BE46C-5AD5-47F0-8F59-6803F42363DE__V1111705" className="keyword varname">storageArrayName</var>" | remoteStorageArrayWwid=<<var id="GUID-1A1BE46C-5AD5-47F0-8F59-6803F42363DE__V1111706" className="keyword varname">wwID</var>>) 
iscsiIpAddress

パラメーター

パラメーター説明
remoteStorageArrayName

iSCSI IPアドレスをリセットするリモート・ストレージ・アレイの名前。ストレージ・アレイ名は二重引用符 (" ") で囲みます。

remoteStorageArrayWwid iSCSI IPアドレスをリセットするストレージ・アレイのWorld Wide Identifier (WWID)。ストレージ・アレイ名の代わりにWWIDを使用してストレージ・アレイを識別できます。WWIDは山かっこ (< >) で囲みます。