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ストレージ・アレイ接続のチェック

check storageArray connectivity コマンドは、ローカル・ストレージ・アレイとリモート・ストレージ・アレイに通信パスがあることを確認し、2 つのストレージ・アレイ間の接続の詳細を表示します。

対応アレイ

重要
DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H および DE6000F のアレイに対して実行する場合は、クライアント・タイプを symbol に設定する必要があります。クライアント・タイプが https に設定されている場合は、このコマンドは機能しません。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。

コンテキスト

非同期ミラー・グループを作成する前に、ローカル・ストレージ・アレイとリモート・ストレージ・アレイが相互に通信可能かどうかをチェックする必要があります。このコマンドを実行すると、該当するすべてのホスト・ポート上のリモート・ストレージ・アレイが照会され、リモート・ストレージ・アレイに接続されているポートが特定されます。テストの結果として、ローカル・ストレージ・アレイ上のすべてのポートのリスト、およびそのポート経由でアクセス可能なリモート・ストレージ・アレイのポート・アドレスのリストが作成されます。

すべての有効なチャネルを使用して接続がテストされます。デュアル・コントローラー構成の場合は、各コントローラーから接続がチェックされます。2つのストレージ・アレイ間の接続のチェックには最大20分かかる場合があります。

構文

check storageArray connectivity 
(remoteStorageArrayName="<var id="GUID-7BC9EEB0-CDC7-42B6-A572-4DA65418C340__V1111705" className="keyword varname">storageArrayName</var>" |
remoteStorageArrayWwid=<<var id="GUID-7BC9EEB0-CDC7-42B6-A572-4DA65418C340__V1111706" className="keyword varname">wwID</var>>)

パラメーター

パラメーター説明
remoteStorageArrayName

接続をチェックするリモート・ストレージ・アレイの名前。ストレージ・アレイ名は二重引用符 (" ") で囲みます。

remoteStorageArrayWwid接続をチェックするストレージ・アレイのWorld Wide Identifier (WWID)。ストレージ・アレイ名の代わりにWWIDを使用してストレージ・アレイを識別できます。WWID は山かっこ (< >) で囲みます。

注記

2つのストレージ・アレイ間のミラーを確立する前に、Fibre Channel接続またはiSCSI接続を使用して、2つのストレージ・アレイを接続する必要があります。

ミラーリングまたは接続のチェックのためのストレージ・アレイの相互通信を行う前に、両方のストレージ・アレイでFibre Channelによる非同期ミラーリングをアクティブ化する必要があります。

ローカル・ストレージ・アレイでiSCSIがサポートされる場合は、iSCSI経由の接続がチェックされます。ローカル・ストレージ・アレイでFibre Channelがサポートされており、Fibre Channel経由のミラーリングがアクティブ化されている場合は、Fibre Channel経由の接続がチェックされます。ローカル・ストレージ・アレイでiSCSIまたはFibre Channelがサポートされない場合は、エラー・メッセージが表示されて処理が中止されます。