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非同期ミラー・グループ接続のテスト

diagnose asyncMirrorGroupコマンドは、非同期ミラー・グループのローカル・ストレージ・アレイとリモート・ストレージ・アレイ間で発生する可能性のある通信の問題をテストします。

対応アレイ

重要
DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H および DE6000F のアレイに対して実行する場合は、クライアント・タイプを symbol に設定する必要があります。クライアント・タイプが https に設定されている場合は、このコマンドは機能しません。

ロール

このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。

構文

diagnose asyncMirrorGroup [<var id="GUID-7FE9E5A9-4D93-4AD3-9331-67AC2CD6F4BF__V1574665" className="keyword varname">asyncMirrorGroupName</var>] 
testID=(all | connectivity | latency | bandwidth | portConnections)

パラメーター

パラメーター説明
asyncMirrorGroup

テストする既存の非同期ミラー・グループの名前。非同期ミラー・グループ名は角かっこ ([ ]) で囲みます。非同期ミラー・グループ名に特殊文字または数字が含まれている場合は、名前を二重引用符 (" ") で囲んだ上で角かっこで囲む必要があります。

testID

実行する診断テストの識別子。識別子とテストは次のように対応しています。

  • All – すべてのテストを実行します。

  • Connectivity – 2台のコントローラーに通信パスがあることを確認します。接続テストでは、ストレージ・アレイ間でコントローラー間メッセージを送信して、リモート・ストレージ・アレイに対応する非同期ミラー・グループが存在するかどうかを検証します。また、非同期ミラー・グループのリモート・システム上のボリューム・メンバーがローカル・システム上のボリューム・メンバーと一致していることを確認します。

  • Latency – 非同期ミラー・グループのリモート・ストレージ・アレイ上の各ボリュームにSCSIテスト・ユニット・コマンドを送信して、最小、平均、最大のレイテンシをテストします。

  • Bandwidth – リモート・ストレージ・アレイにコントローラー間メッセージを2つ送信して、最小、平均、最大の帯域幅、およびテストを実行しているコントローラーのポートのネゴシエートされたリンク速度をテストします。

  • Port connections – ローカル・ストレージ・アレイでミラーリングに使用されているポート、およびリモート・ストレージ・アレイでミラー・データを受信しているポートを表示します。