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ホット・アドでの IOM12 モジュールのあるディスク・シェルフの取り付け

SAS 接続の配線を行う前に、ホット・アドする各ディスク・シェルフについて、ラックにディスク・シェルフを取り付け、電源コードを接続し、ディスク・シェルフの電源をオンにして、ディスク・シェルフ ID を設定します。

このタスクについて

DM120S および DM240S の場合、このタスクのビデオは次の場所で入手できます。 DM600S の場合、このタスクのビデオは次の場所で入手できます。
  1. ラック搭載キット (2 ポスト・ラックまたは 4 ポスト・ラックの取り付け) に付属する取り付けパンフレットを使用して、ディスク・シェルフに付属するキットを取り付けます。
    重要

    複数のディスク・シェルフを取り付ける場合、最適な安定性を保てるようにラックの下から上に取り付けていく必要があります。

    ディスク・シェルフを telco タイプ・ラックにフランジで取り付けないでください。ディスク・シェルフの重量により、ラックが自重でつぶれる可能性があります。

  2. キットに付属する取り付けパンフレットを使用して、ディスク・シェルフをサポート・ブラケットおよびラックの上に取り付けて固定します。

    DM600S ディスク・シェルフを取り付ける場合、パワー・サプライと I/O モジュール (IOM) を取り外し、ディスク・シェルフを軽くして動かしやすくします。

  3. DM600S ディスク・シェルフを取り付ける場合、ラック付きのディスク・シェルフに部品を取り付けます。取り付けない場合は、次のステップに進みます。
    ドライブがすべてのドライブ・スロットに設置されているわけではなく、一部に設置されているディスク・シェルフを購入された場合は、次のことを確認する必要があります。
    • 各ドロワーで、最初の 4 つのスロット (0、3、6、9) が使用されていること。

      これにより、ディスク・シェルフでの適切な空気の流れを保証します。

    • 30 個のドライブがあるシェルフでは、残り 10 個のドライブが各ドロワーのスロット 1 ~ 10 のシェルフで均等に配置されていること。

    次の図は、シェルフ内の各ドライブ・ドロワーでどのように 0 ~ 11 の番号がドライブに振られているかを示しています。30 個のドライブを含むシェルフでは、スロット 0、1、3、6、9、10 にはドライブを設置する必要があります。



    1. 取り外したすべてのパワー・サプライと IOM を再び取り付けてから、ラックにディスク・シェルフを取り付けます。
    2. シェルフの一番上にあるドロワーを開きます。
    3. ドライブのカム・ハンドルを垂直に立ち上げます。
    4. ドライブ・キャリアの両側にある 2 個の飛び出しているボタンを、ドライブ・ドロワーをドライブ・チャネルの一致する隙間に合わせます。
      1ドライブ・キャリアの右側にある飛び出しているボタン
    5. ドライブをそのまま下げてから、ドライブがオレンジ色のリリース・ラッチの下に固定されるまでカム・ハンドルを回転させます。
    6. ドロワー内の各ドライブに対して、前のサブステップを繰り返します。
      各ドロワー内のスロット 0、3、6、9 にドライブが設置されていることを確認してください。
    7. ドライブ・ドロワーをエンクロージャーに慎重に押し入れます。
      重要
      データ・アクセスが失われる可能性 – 絶対にドロワーを強く閉じないでください。ドロワーを振動させたり、ストレージ・アレイを損傷させたりしないよう、ドロワーをゆっくり押してください。
    8. 両方のレバーを中央に向けて押して、ドライブ・ドロワーを閉じます。
    9. ディスク・シェルフの各ドロワーに対して、これらの手順を繰り返します。
  4. 複数のディスク・シェルフを追加している場合、取り付けているディスク・シェルフごとに前述した手順を繰り返します。
  5. ディスク・シェルフごとに、パワー・サプライを接続します。
    1. まず電源コードをディスク・シェルフに接続して電源コード保持具で固定してから、電源コードをそれぞれの電源に接続して元に戻します。
    2. ディスク・シェルフごとにパワー・サプライの電源をオンにし、ディスク・ドライブが回転するまで待機します。
  6. ホット・アドを行う各ディスク・シェルフのシェルフ ID を、HA ペアまたはシングル・コントローラー構成において一意の ID に設定します。

    DM3000x、DM5000x、または DM7000xの構成を使用している場合、シェルフ ID は内部ディスク・シェルフおよび外部接続ディスク・シェルフ全体で固有であることが必要です。

    以下の手順に従って、シェルフ ID を変更できます。さらに詳細な手順については、ディスク・シェルフ ID の変更セクションを参照してください。

    1. 必要な場合は、storage shelf show -fields shelf-id コマンドを実行して、システム内で既に使用されているシェルフ ID のリスト (重複がある場合は重複する ID) を表示できます。
    2. 左側のエンド・キャップの後ろにあるシェルフ ID ボタンにアクセスします。
    3. 有効な ID (00 ~ 99) にシェルフ ID を変更します。
    4. ディスク・シェルフの電源サイクルを行って、シェルフ ID を有効にします。
      少なくとも 10 秒間待ってから電源をもう一度オンにして電源サイクルを完了します。

      ディスク・シェルフの電源を入れ直すまで、シェルフ ID と、オペレーター表示パネルのオレンジ色の LED が点滅します。

    5. ホット・アドを行うディスク・シェルフごとに、a ~ d のサブステップを繰り返します。