手順 6: Lenovo XClarity Administrator 仮想アプライアンス (Hyper-V) のセットアップと構成
XClarity Administrator 仮想アプライアンスを Hyper-V ホストでセットアップし、XClarity Administrator を構成します。
手順
仮想アプライアンスをインストールするには、以下の手順を実行します。
(オプション) 構成ファイルを使用した IP 設定
DHCP サーバーを使用していない場合は、オプションで構成ファイルを使用して IP 設定を指定し、Eth0 ネットワーク・インターフェースを使用して XClarity Administrator Web インターフェースにアクセスするためにその IP 設定を使用できます。
構成ファイル (eth0_config) は、XClarity Administrator を初めて起動する前に作成して仮想マシンにマウントする ISO ファイルに含まれます。XClarity Administrator は、初めて起動するとき、eth0_config ファイルで定義されている静的 IP アドレスを使用して Eth0 ネットワークの IP アドレスを構成し、Web インターフェースを表示して初期セットアップと適切な設定の構成を行います (Lenovo XClarity Administratorの構成を参照)。
構成ファイルを使用するには、仮想アプライアンスの電源をオンにする前に以下の手順を実行します。
起動時に仮想マシンが使用する次の IPv4 パラメーターが含まれる、eth0_config (ファイル拡張子なし) という名前のファイルを作成します。
- IPV4_ADDR=
- IPV4_NETMASK=
- IPV4_GATEWAY=
- IPV6_ADDR=
- IPV6_GATEWAY=
エコー・コマンドを使用して、ファイルを作成できます。例:ECHO IPV4_ADDR=1.1.1.1 > ./eth0_config
ECHO IPV4_NETMASK=255.255.255.05 >> ./eth0_config
ECHO IPV4_GATEWAY=1.1.1.5 >> ./eth0_config
ECHO IPV6_ADDR=1001:1002:1003:1004::2 >> ./eth0_config
ECHO IPV6_GATEWAY=1001:1002:1003:1004::1 >> ./eth0_config注IPV6_ADDR および IPV6_GATEWAY パラメーターはXClarity Administrator v1.1.1 以降でサポートされます。 eth0_config ファイルが含まれる ISO イメージを作成します。
Windows で ISO イメージを作成する場合、どの ISO ソフトウェアを使用してもかまいません。Linux では、たとえば mkisofs コマンドを使用します。
mkisofs -V IP4ADDR -J -o ./boot.iso ./eth0_config
-V はボリューム・ラベル、-J は Joliet 形式、-o は出力ファイル名、./eth0_config は ISO イメージに含めるファイルです。
データストア・ブラウザーを使用して、適切な場所に ISO イメージをアップロードします。
.ISO イメージを仮想マシンにマウントします。
重要ISO イメージをマウントする前に、仮想マシンの電源をオフにする必要があります。「Hyper-V マネージャー」ウィンドウで、仮想アプライアンスを右クリックし、「接続」をクリックして「仮想マシンの接続」ウィンドウを表示します。
の順にクリックします。
ISO イメージを選択し、「開く」をクリックします。
注XClarity Administrator Web インターフェースにログインし、適切な設定の構成を終了したら、ドライブをマウント解除して ISO イメージを削除できます。
終了後
XClarity Administrator にログインして構成します (Lenovo XClarity Administrator Web インターフェースへの最初のアクセスおよびLenovo XClarity Administratorの構成を参照)。