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SSL/TSL 証明書が無効なため、ストレージ・デバイスを管理できない

この情報を使用して、ストレージ・アレイを管理するときの問題をトラブルシューティングしてください。

各デバイスには、Lenovo XClarity Administrator が HTTPS を介してデバイスと通信するために使用する自己署名 SSL 証明書があります。この証明書には、証明書に関連付けられたホスト名 (IP アドレス) を識別する共通名 (CN) があります。共通名は SSL 証明書で保護されている名前を表し、証明書は要求のホスト名が証明書の共通名と一致する場合にのみ有効です。したがって、ストレージ・アレイの IP アドレスが変更された場合、既存の証明書は無効になり、SSL/TSL 証明書が無効であるため、XClarity Administrator はそのアドレスを管理できません。

この問題を解決するには、以下の手順を実行します。

  • DE ストレージ・デバイスから送信された証明書の CN 値の IP アドレスが IPv4 形式でがあることを確認します。

  • 既存の SSL/TSL 認証が有効であることを確認します

    • Lenovo ThinkSystem DE ストレージ・アレイでは、ストレージ・アレイの管理証明書を出荷時の自己署名証明書にリセットします。詳しくは、ThinkSystem Storage DE シリーズ・オンライン・ドキュメントの 管理証明書のリセット を参照してください。

    • Lenovo ThinkSystem DS ストレージ・アレイでは、管理 Web インターフェースまたは CLI を使用して、新しい IP アドレスまたはホスト名で正しい CN により証明書を再生成するために、ストレージ・デバイスの管理コントローラーを再起動します。