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CMM フェイルオーバーの構成

シャーシに 2 台目の CMM を取り付けると、デフォルトで 2 台目の CMM がスタンバイ CMM として自動的に設定されます。プライマリー CMM で障害が発生すると、スタンバイ CMM の IP アドレスがプライマリー CMM で使用されていた IP アドレスに代わり、スタンバイ CMM がシャーシの管理を引き継ぎます。ただし、シャーシの管理コントローラー Web インターフェースからより詳細なフェイルオーバーの構成を実行できます。

このタスクについて

たとえば、以下のオプションがあります。
  • スタンバイ CMM のネットワーク・インターフェースを無効にします。フェイルオーバーされません。
  • スタンバイ CMM のネットワーク・インターフェースを使用可能にし、フェイルオーバー中に 2 つの CMM 間での IP アドレスのスワップを許可します。
  • スタンバイ CMM のネットワーク・インターフェースを使用可能にし、フェイルオーバー中に 2 つの CMM 間での IP アドレスのスワップを行いません。

CMM の拡張フェイルオーバー機能について詳しくは、CMM オンライン・ドキュメントの advfailover コマンドを参照してください。

手順

プライマリー CMM とスタンバイ CMM のスワップ可能な IP アドレスを有効にするには、以下の手順を実行します。

  1. シャーシの管理コントローラー Web インターフェースで、「管理モジュールの管理」 > 「ネットワーク」 > 「イーサネット」をクリックして、「イーサネット構成」ページを表示します。
  2. システムに応じて「IPv4」と「IPv6」のいずれかを選択します。
  3. IP アドレスの構成」で、静的 IP アドレスを使用するオプションを選択します。他のプロトコルについてもこの手順を繰り返します。
  4. 「管理モジュールの管理」 > 「プロパティ」 > 「拡張フェイルオーバー」をクリックし、拡張フェイルオーバー・オプションを有効にします。
  5. 管理モジュール IP アドレスのスワップ」を選択します。
  6. テスト・シナリオを実行して、フェイルオーバーが正しく動作し、Lenovo XClarity Administrator がプライマリーおよびバックアップ CMM に接続できることを確認します。