フォワーダーの宛先構成の作成
複数のレポート・フォワーダーで使用できる共通の宛先構成を定義できます。宛先は、レポートが送信される場所を識別します。
手順
レポート・フォワーダーの宛先構成を作成するには、以下の手順を実行します。
- XClarity Orchestrator のメニュー・バーで、「監視 ()」 > 「転送」をクリックし、左側のナビゲーションで「フォワーダーの宛先」をクリックして、「フォワーダー宛先」カードを表示します。
- 「作成」アイコン () をクリックして、「フォワーダーの宛先の作成」ダイアログを表示します。
- レポート・フォワーダー名と任意の説明を指定します
- 宛先のタイプとして「SMTP」を選択します。
- 「構成」をクリックし、プロトコル固有の情報を入力します。
- SMTP (メール) サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
- 宛先に使用するポートを入力します。デフォルトは 25 です。
- 要求のタイムアウト時間 (秒単位) を入力します。デフォルトは 30 秒です。
- 各受信者のメール・アドレスを入力します。複数のメール・アドレスはコンマで区切ります。
- オプション: メール送信側のメール・アドレス (たとえば、john@company.com) と送信側ドメインを入力します。
メール・アドレスを指定しない場合、送信側アドレスはデフォルトで LXCO.{source_identifier}@{smtp_host} になります。
送信側のみドメインを指定する場合は、送信側アドレスの形式は {LXCO_host_name}@{sender_domain} (たとえば、XClarity1@company.com) です。
注- メールの転送にホスト名を要求するように SMTP サーバーをセットアップした場合、XClarity Orchestrator のホスト名をセットアップしないと、SMTP サーバーがメールを拒否する可能性があります。XClarity Orchestrator にホスト名がない場合、メールは IP アドレスを使用して転送されます。IP アドレスが取得できない場合は、代わりに「localhost」が送信され、SMTP サーバーでメールが拒否されることになります。
- 送信側ドメインを指定する場合は、ソースでは送信側アドレスを識別しません。代わりに、メールの本文に、システム名、IP アドレス、マシン・タイプ/モデル、およびシリアル番号を含むデータ・ソースに関する情報が含まれています。
- SMTP サーバーが登録ユーザーから送信されるメールのみを受け入れる場合、デフォルトの送信側アドレス (LXCO.<source_identifier}@{smtp_host>) は拒否されます。この場合、「送信元ユーザー」フィールドに少なくとも 1 つのドメイン名を指定する必要があります。
- SMTP サーバーへのセキュアな接続を確立するには、以下のいずれかの接続タイプを選択します。
- SSL。SSL プロトコルを使用して、セキュアな通信を確立します。
- STARTTLS。TLS プロトコルを使用してセキュアではないチャネルを経由するセキュアな通信を形成します。
これらの接続タイプのいずれかを選択すると、XClarity Orchestrator は XClarity Orchestrator 信頼ストアに SMTP サーバーの証明書をダウンロードしてインポートします。この証明書を受け入れるように求めるプロパティが表示されます。
- 認証が必要な場合は、以下の認証タイプのいずれかを選択します。
- Regular。指定されたユーザー ID とパスワードを使用して指定された SMTP サーバーへの認証を行います。
- OAUTH2。指定されたユーザー名およびセキュリティー・トークンを使用して、指定された SMTP サーバーへの認証に Simple Authentication and Security Layer (SASL) プロトコルを使用します。通常、ユーザー名はメール・アドレスです。重要セキュリティー・トークンは、短時間で有効期限が切れます。セキュリティー・トークンの更新はお客様の責任で行っていただきます。
- なし。認証は使用しません。
- 「作成」をクリックして宛先構成を作成します。
終了後
「フォワーダーの宛先」カードから、以下の操作を実行できます。
- 「編集」アイコン () をクリックして、選択した宛先を変更します。
- 「削除」アイコン () をクリックして、選択した宛先を削除します。
フォワーダーに割り当てられている宛先を削除することはできません
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