GPU およびヒートシンク・モジュールの取り付け
GPU とヒートシンク・モジュールを取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。この手順は、トレーニングを受けた技術者が行う必要があります。
このタスクについて
重要
- 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。
- コンポーネントが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの塗装されていない金属面に接触させます。次に、それをパッケージから取り出し、帯電防止板の上に置きます。
- この手順は 2 人で実行する必要があります。また、最大 400 ポンド (181kg) を支えることができるリフト・デバイス 1 台が必要です。リフト・デバイスがまだ手元にない場合、Lenovo では Data Center Solution Configurator で購入していただける Genie Lift GL-8 material lift をご用意しています。Genie Lift GL-8 material lift を注文される際は、フットリリース・ブレーキとロード・プラットフォームが含まれていることを確認してください。
- GPU および GPU ベースボードのコネクターおよびソケットを必ず検査してください。GPU または GPU ベースボードのコネクターが破損しているか足りない場合、あるいはソケットに異物がある場合は、GPU または GPU ボードを使用しないでください。取り付け手順を続行する前に、GPU または GPU ベースボードを新しいものと交換してください。
- GPU および ヒートシンク は 1 つの部品です。GPU からヒートシンクを取り外さないでください。
- 次の表は、物理 GPU ソケット、XCC のスロット番号、および nvidia-smi のモジュール ID のマッピング情報を示しています。
物理 GPU ソケット XCC のスロット番号付け nvidia-smi のモジュール ID SXM 1 スロット 21 1 SXM 2 スロット 24 2 SXM 3 スロット 22 3 SXM 4 スロット 23 4 SXM 5 スロット 17 5 SXM 6 スロット 20 6 SXM 7 スロット 18 7 SXM 8 スロット 19 8
注
コンポーネントを適切に交換するために、以下にリストされている必要なツールが利用できることを確認してください:
- トルク・ドライバー
- Torx T15 拡張ビット (長さ 300 mm) 2 本
- B200 治具 1 個
ファームウェアとドライバーのダウンロード: コンポーネントの交換後、ファームウェアやドライバーの更新が必要になる場合があります。
ご使用のサーバーでのファームウェアとドライバーの最新の更新を確認するには、ThinkSystem SR680a V3 用のドライバーおよびソフトウェアのダウンロード Web サイト を参照してください。
ファームウェア更新ツールについて詳しくは、ファームウェアの更新を参照してください。
手順
完了したら
- (GPU およびヒートシンク・モジュール 2、4、5、および 7 のみ) GPU エアー・ダクトを再度取り付けます。GPU エアー・ダクトの取り付けを参照してください。
- 電源複合システムを再度取り付けます。電源複合システムの取り付けを参照してください。
- ケーブル・ホルダー・フレームとバッフル・アセンブリーを再度取り付けます。ケーブル・ホルダー・フレームとバッフル・アセンブリーの取り付けを参照してください。
- コンピュート・トレイを再度取り付けます。コンピュート・トレイの取り付けを参照してください。
- システム・シャトルを再度取り付けます。システム・シャトルの取り付けを参照してください。
- 部品交換を完了します。部品交換の完了を参照してください。
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