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Lenovo TOR スイッチでの CNOS の更新

スイッチ構成ファイルをバックアップした状態で、XClarity Administrator を使用して Lenovo TOR スイッチ・ファームウェアを更新します。

このプロセスには、単一の TOR スイッチ上でのファームウェアの更新、TOR スイッチの機能の確認、他の TOR スイッチの更新、機能の確認が含まれます。最初の TOR スイッチを更新するには、以下の手順に従ってください。
  1. XClarity Administrator の上部メニューを使用し、「プロビジョニング」 > 「適用 / アクティブ化」に移動します。
  2. TOR スイッチに割り当てた Best Recipe (最良レシピ) のファームウェア更新ポリシーに関して、TOR スイッチで「準拠していない」が表示されていることを確認します。次のスクリーン・ショットの例で、TOR スイッチは「準拠していない」ですが、BMC スイッチは「準拠」と表示されているので、BMC スイッチを更新する必要はありません。
  3. 左側にあるチェック・ボックスをクリックして TOR1 スイッチを選択し、「更新の実行」() をクリックします。
    図 1. 更新しようとする TOR1 スイッチの選択
    Screenshot of selecting TOR1 switch for update
  4. 「更新の要約」ウィンドウで、以下のオプションを設定し、「更新の実行」を選択します。
    • 「更新ルール」: 「エラーですべての更新を停止」

    • 「アクティベーション・ルール」: 「即時アクティベーション」

    図 2. TOR1 の「更新の要約」でオプションの選択
    Screenshot of selecting options in the TOR1 Update Summary
  5. 「ジョブ」ページを開き、更新の進行状況を参照します。
    図 3. 「ジョブ・ページ」ページの更新の進行状況


    Screenshots of update progress on Jobs Page
  6. XClarity Administrator の「ファームウェア更新: 適用 / アクティブ化」ページに戻り、TOR スイッチの「アクティブ」イメージ内で新しいスイッチ・ファームウェアが現在動作していることを確認します。正確な状況を表示するために、「最新表示」 () のクリックが必要な場合があります。
    図 4. アクティブ・イメージとスタンバイ・イメージ
    Screenshot of active and standby images
    CNOS を実行している TOR スイッチに関して、XClarity Administrator は Uboot とスタンバイ・イメージの更新のみを行い、次にスイッチを再ロードする前に、そのイメージをアクティブ・イメージにします。したがって、Best Recipe (最良レシピ) の観点に対応する「N-1」というスイッチ・ファームウェアのバージョンは、常にスタンバイ・イメージの形で使用できることになります。上のスクリーン・ショットで、Uboot とアクティブ・イメージは新しいファームウェアを実行しており (緑色の枠で表示)、スタンバイ・イメージは依然として前のファームウェアを保持しています (赤い枠で表示)。
  7. 更新したばかりの TOR スイッチとの SSH セッション (HLH で利用可能な PuTTY を使用できます) から、次のコマンドを発行して、実行中の構成を始動構成に保存します。
    write