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Lenovo BMC スイッチの更新

スイッチ構成ファイルをバックアップした状態で、XClarity Administrator を使用して BMC スイッチ・ファームウェアを更新します。

Lenovo ThinkSystem NE0152T RackSwitch が LXCA によって管理されていない場合、ソリューション内にこのスイッチが存在する場合は、CLI を使用した BMC スイッチ・ファームウェアの更新の手順を使用してこのスイッチを更新します。
このプロセスには、BMC スイッチのファームウェア更新と、BMC スイッチが機能していることの確認が含まれます。Lenovo BMC スイッチを更新するには、以下の手順に従ってください。
  1. 必要に応じて XClarity Administrator にサインインし、上部メニューを使用して、「プロビジョニング」 > 「適用 / アクティブ化」に移動します。
  2. BMC スイッチに割り当てた Best Recipe (最良レシピ) のファームウェア更新ポリシーに関して、スイッチの表示が「準拠していない」になっていることを確認します。スイッチが「準拠」と表示されている場合、更新は必要ありません。
  3. スイッチが「準拠していない」場合は、BMC スイッチの左側にあるチェック・ボックスをクリックして BMC スイッチを選択し、「更新の実行」 ボタン () をクリックします。
  4. 表示される「更新の要約」ウィンドウで、以下のオプションを設定し、「更新の実行」をクリックします。
    • 「更新ルール」: 「エラーですべての更新を停止」

    • 「アクティベーション・ルール」: 「即時アクティベーション」

    • 前提条件ファームウェアのインストール

    図 1. BMC の更新ルールとアクティベーション・ルールの選択
    Screenshot of selecting BMC update and activation rules
  5. 「ジョブ・ページ」を開き、更新の進行状況を参照します。
    図 2. 「ジョブ・ページ」の BMC 更新の進行状況


    Screenshots of BMC update progress on Jobs Page
  6. XClarity Administrator の「ファームウェア更新: 適用 / アクティブ化」ページに戻り、BMC スイッチの「アクティブ」イメージ内で新しいスイッチ・ファームウェアが動作していることを確認します。正確な状況を表示するために、「最新表示」ボタン () のクリックが必要な場合があります。
    図 3. アクティブ・イメージ内で新しい BMC ファームウェアが動作していることを確認
    Screenshot of verifying new BMC firmware running in active image
    ENOS を実行している Lenovo BMC スイッチに関して、XClarity Administrator は非アクティブ・イメージの更新のみを行い、その後、スイッチを再ロードする前に、そのイメージをアクティブ・イメージにします。したがって、Best Recipe (最良レシピ) の観点に対応する N-1 というスイッチ・ファームウェアのバージョンは、常にスタンバイ・イメージの形で使用できることになります。上のスクリーン・ショットで、ブート ROM とアクティブ・イメージ (Main Image 1) は新しいファームウェアを実行しています (緑色の枠で表示)。非アクティブ・イメージ (Main Image 2) は引き続き、以前のファームウェアを保持しています (赤い枠で表示)。
  7. BMC スイッチとの SSH セッション (HLH で利用可能な PuTTY を使用できます) から、次のコマンドを発行して、実行中の構成を始動構成に保存します。
    copy running-config startup-config