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FQXST0008W : ディスク・グループがダウンしているか、ディスク・グループで障害が発生したか、または寿命が残っていないことをディスク・グループが報告しました。

ディスク・グループがダウンしているか、ディスク・グループで障害が発生したか、または寿命が残っていないことをディスク・グループが報告しました。

重大度

警告

ログ付きでサービス可能

はい

自動的にサポートに通知

いいえ

ユーザー操作

  • ディスク・グループの一部であったディスクがダウンしている場合:
    1. 指定されたディスクが失敗した理由が、多すぎるメディア・エラー、差し迫ったディスク障害、ハードウェア障害の可能性、サポートされていないディスク、多すぎるコントローラー・リカバリー可能エラー、正しくない要求、機能低下中のいずれかである場合、同じタイプ (SAS SSD、エンタープライズ SAS、ミッドライン SAS) で同等以上の容量を持つディスクに交換します。最適な I/O パフォーマンスを維持するには、同等かそれ以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクを使用する必要があります。
    2. ユーザーが強制的にディスクをディスク・グループから除去したため、RAID-6 の初期化の失敗、または不明な理由のために、指定されたディスクが失敗した場合:
      1. 関連付けられているディスク・グループがオフラインまたは検疫状態の場合は、サポートに問い合わせてください。
      2. それ以外の場合は、ディスクのメタデータをクリアして、ディスクを再利用してください。
    3. 前に検出されたディスクが存在しなくなったために指定されたディスクを使用できない場合:
      1. ディスクを再挿入するか、またはスロットにあったものと同じタイプ (SAS SSD、エンタープライズ SAS、ミッドライン SAS) で同等以上の容量を持つ交換ディスクを挿入します。最適な I/O パフォーマンスを維持するには、同等かそれ以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクを使用する必要があります。
      2. ディスクのステータスがレフトオーバー (LEFTOVR) である場合は、メタデータをクリアしてディスクを再利用します。
      3. 関連付けられているディスク・グループがオフラインまたは検疫状態の場合は、サポートに問い合わせてください。
  • ディスク・グループの再構築が失敗した場合:
    1. 関連付けられているディスク・グループがオンラインの場合は、ディスクを再利用できるように指定されたディスクのメタデータをクリアします。
    2. 関連付けられているディスク・グループがオフラインの場合は、CLI の trust コマンドを使用して、ディスク・グループのデータの一部または全部をリカバリーできる可能性があります。ただし、部分的に再構築されたディスクを信頼すると、データが破損することがあります。trust コマンドについては、CLI のヘルプを参照してください。実際の状況に trust 操作を適用できるかどうかの判断、およびその実行に関する支援については、テクニカル・サポートに連絡してください。
    3. 関連付けられているディスク・グループがオフラインであり、trust コマンドを使用したくない場合は、以下の手順を実行します。
      1. ディスク・グループを削除します (ディスク・グループ削除の CLI コマンド)。
      2. ディスクを再利用できるように、指定されたディスクのメタデータをクリアします (ディスク・メタデータ削除の CLI コマンド)。
      3. 障害の発生したディスクを交換します(イベント・ログでイベント 8 の他のインスタンスを探して、障害のあるディスクを特定します。)
      4. ディスク・グループを再作成します (ディスク・グループ追加の CLI コマンド)。
  • ディスク・グループに含まれる SSD が残り寿命のないことを報告した場合は、同じタイプ (SAS SSD、エンタープライズ SAS、ミッドライン SAS) で同等以上の容量を持つディスクに交換します。最適な I/O パフォーマンスを維持するには、同等かそれ以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクを使用する必要があります。