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XClarity Management Hub 2.0の構成

初めて Lenovo XClarity Management Hub 2.0 にアクセスすると、最初のユーザーを作成し、プライバシーに関する声明と使用条件に同意し、セットアップ・ウィザードを使用して管理ハブを構成するように求められます。XClarity Management Hub 2.0 は、仮想マシン・ホストへのネットワーク接続を持つ任意のコンピューターから起動できます。

このタスクについて

XClarity Management Hub 2.0 は、安全な接続を介してのみアクセスできます。常に https を使用してください。

サポートされる以下の Web ブラウザーのいずれかを使用していることを確認してください。
  • Chrome 115 以降
  • Firefox ESR 102.12 以降
  • Microsoft Edge 115 以降
  • Safari 16.6 以降
重要
XClarity Management Hub 2.0 v1.0では、デフォルト・ユーザー名 USERID とパスワード PASSW0RD (ゼロを使用) を使用して初めてログインし、すぐにパスワードを変更します。ログイン後、以下の手順 4 で概説されている基本的な設定を手動で構成します。v1.0 にはセットアップ・ウィザードはありません。

手順

XClarity Management Hub 2.0 の初期セットアップを行うには、以下の手順を実行します。

  1. Web ブラウザーで XClarity Management Hub 2.0 IP アドレス (例: https://192.0.2.10) を指定して、XClarity Management Hub 2.0 Web インターフェースにアクセスします。
    使用する IP アドレスは、環境をどのようにセットアップしているかによって異なります。
    • インストール時に静的 IPv4 アドレスを指定した場合は、その IPv4 アドレスを使用して XClarity Management Hub 2.0 にアクセスします。
    • 管理ハブと同じブロードキャスト・ドメインに DHCP サーバーがセットアップされている場合は、仮想マシンのコンソールに表示されている IPv4 アドレスを使用して、XClarity Management Hub 2.0 にアクセスします。

    Web インターフェースにはセキュアな接続を介してアクセスする必要があります。https を使用していることを確認してください。

  2. ユーザー設定」ダイアログのフィールドを完了して初期ユーザー・アカウントを作成します。
    1. メール・アドレスやフルネームなどのアカウント設定を入力します。

    2. 初期ユーザー名とパスワードを作成します。

      16 文字以上の強力なパスワードを使用をお勧めします。デフォルトでは、パスワードには、8256 文字 (1 つ以上の大文字と小文字の英字、数字、特殊文字 ; @ _ ! ' $ & + を含む) が含まれている必要があります。パスワードを作成する際には、以下の推奨事項を考慮してください。
      • 以前の侵害、漏洩、またはハッキングから取得した既知のパスワードは使用しないでください。

      • 辞書に載っている単語は使用しないでください。

      • サービス名、メール・アドレス、またはその派生物など、コンテキスト固有の単語は使用しないでください。

      • 2 文字を超える反復文字または連続文字 (例: aaa または 123abc) は使用しないでください。

      • 最後の 5 つのパスワードは再利用しないでください。

  3. エンド・ユーザーのご使用条件 を読み、同意します。
  4. セットアップ・ウィザードを完了して、重要な設定を構成します。
    • 日付と時刻を構成します。

    • IP アドレスや DNS 設定などのネットワーク設定を構成します。

    • さらにユーザー・アカウントを作成します。

    • サービス回復パスワードとパスワードの有効期限間隔を設定します。

    • XClarity Management Hub 2.0 インスタンスを XClarity Orchestrator に接続します。

  5. オプション: マルチファクター認証をセットアップするには、右上隅のユーザー・アカウント・ドロップダウン・メニューから「ユーザー設定」をクリックし、「認証アプリケーションのセットアップ」をクリックして、ダイアログを完了します。
    XClarity Management Hub 2.0 は、ユーザー資格情報と認証アプリケーションからのワンタイム・パスコードを使用した多要素認証をサポートします。認証アプリケーショは、モバイル・デバイス上で設定され、サインインするたびに必要なワンタイム・パスコード (OTP) を取得するために XClarity Management Hub 2.0 に接続されます。次の認証アプリケーションがサポートされています。
    • FreeOTP

    • Google Authenticator

    • Microsoft Authenticator