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XClarity Management Hub 2.0 のサービス・データの収集

Lenovo XClarity Management Hub 2.0 用にサービス・データを手動で収集し、その情報を tar.gz 形式のアーカイブとしてローカル・システムに保存することができます。次に、サービス・ファイルをダウンロードするか優先サービス・プロバイダーに送信し、発生した問題の解決に役立てることができます。

オンライン・サービス・データ収集

管理ハブのサービス・データを収集してローカル・システムに保存するには、XClarity Management Hub 2.0 Web インターフェースの「管理」ビューのコンテキスト・メニューで「サービス・データ」をクリックします。

重要
サービス・データのダウンロード中に Web ブラウザーが管理ハブ Web サイトのポップアップをブロックしないことを確認します。

オフライン・サービス・データ収集

XClarity Management Hub 2.0 が応答しなくなり、回復できない場合は、XClarity Management Hub 2.0 サービス・サポート・センター・ポータルから「オフライン・サービス・ファイル・コレクション」をクリックして、その管理ハブのサービス・データを収集できます。

XClarity Management Hub 2.0 サービス・サポート・センターにアクセスするには、Web ブラウザーで XClarity Management Hub 2.0 IP アドレスとポート 8443 を指定します (例:
https://192.0.2.10:8443
)
  • インストール時に静的 IPv4 アドレスを指定した場合は、その IPv4 アドレスを使用して XClarity Management Hub 2.0 サービス・サポート・センター・ポータルにアクセスします。

  • 管理ハブと同じブロードキャスト・ドメインに DHCP サーバーがセットアップされている場合は、仮想マシンのコンソールに表示されている IPv4 アドレスを使用して、XClarity Management Hub 2.0 サービス・サポート・センター・ポータルにアクセスします。

  • ポータルにはセキュアな接続を介してアクセスする必要があります。https を使用していることを確認してください。

認証キー」フィールドにサービス・リカバリー・パスワードを指定し、「認証タイプ」として「パスワード」を選択します。

15 分以内に 6 回連続してログインに失敗した場合は、少なくとも 1 時間待ってから再度ログインする必要があります。

サービス・データは、ローカル・システムに対して単一の .tar.gz ファイルに圧縮されます。すべてのサービス・ファイルと管理サーバーのログを収集するか、ログのみを収集するかを選択できます。

  • すべてのサービス・データ」。サービス・ログ、syslog、および仮想マシン、オペレーティング・システム、ネットワーク、プロセス、コンテナー、データベースに関する情報が含まれます。

  • ログのみ。サービス・ログ、syslog、および仮想マシンに関する情報が含まれます。

管理ハブ・リポジトリーには、最新のアーカイブ・ファイルのみが保管されます。ファイルは、次の収集要求が行われると削除されます。

サービス・リカバリー・パスワード

サービス・リカバリー・パスワードとパスワード有効期限間隔は、初期構成時に設定されました。このサービス・リカバリー・パスワードは、応答しない管理ハブでサービス・データを収集するために必要です。デフォルトでは、パスワードは 90 日ごとにリセットする必要があります。

重要
15 分以内に 6 回連続してサインイン試行が失敗した場合、または連続したサインイン試行が速すぎる (1 秒以内) 場合、ユーザー・アカウントは 60 分間ロックされます。

応答しない管理ハブのサービス・データを収集しようとしたときに、サービス・リカバリー・パスワードの有効期限が切れている場合は、パスワードを変更するための「サービス・リカバリー・パスワードのリセット」ダイアログにリダイレクトされます。

また、パスワードと有効期限の間隔は、XClarity Management Hub 2.0 Web インターフェースの「管理」ビューのコンテキスト・メニューで「サービス・データ」をクリックして、「サービス・サポート・リカバリー・パスワード」カードからいつでも変更できます。

パスワードには、16256 文字 (1 つ以上の大文字と小文字の英字、数字、特殊文字 ; @ _ ! ' $ & + を含む) が含まれている必要があります

重要
後で使用できるように記録しておいてください。このパスワードを使用しないで、応答しない管理ハブをリカバリーすることはできません。