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バージョン 1.3.0 の新機能

Lenovo XClarity Orchestrator 管理ソフトウェアのバージョン 1.3.0 では、新しいハードウェア、ソフトウェアの機能拡張、および修正をサポートしています。

修正

修正に関する情報については、更新パッケージ内に提供される変更履歴ファイル (*.chg) を参照してください。

ソフトウェアの機能拡張

このバージョンは、管理ソフトウェアに対する以下の機能拡張をサポートします。
機能説明
全般「インポート」ダイアログにファイルをドラッグ・アンド・ドロップすると、ファイルをインポートできます。

ファイルをインポートすると、各インポート・プロセスの進行状況とステータスに関する情報が、ユーザー・インターフェースの右下隅に展開可能なポップアップで表示されます。アイコンでプロセスのステータスをすばやく識別できます。インポートが正常に完了すると、ファイルを検証するジョブが開始されます。インポート・プロセス中にエラーが発生した場合は、問題を迅速に解決するのに役立つエラー・メッセージがポップアップ・ダイアログにリストされます。

セキュリティー役割とユーザー・グループを使用して、ユーザーが特定の機能を実行できるかどうかを制御できます (機能へのアクセス制御を参照)。

XClarity Orchestrator には、いくつかの事前定義済みのユーザー・グループ (事前定義された役割ごとに 1 つ) があります (ユーザー・グループの作成を参照)。

ユーザー・グループに役割を割り当てると、そのグループのすべてのユーザーは割り当てられた役割で機能を実行できます (ユーザーへの役割の割り当てを参照)。

ユーザーを作成するときに、ユーザーをユーザー・グループに割り当てることができます (ユーザーの作成を参照)。

重要
  • XClarity Orchestrator 1.3 への更新時に、スーパーバイザー役割が割り当てられたユーザーは、自動的にユーザー・グループのスーパーバイザー・グループに追加されます (ユーザー・グループの作成を参照)。
  • XClarity Orchestrator 1.3 への更新時に、オペレーター役割が割り当てられたユーザーは、自動的にオペレーター・レガシー役割に変更され、ユーザー・グループのオペレーター・レガシー・グループに追加されます。新しいオペレーター・レガシー役割は、Lenovo XClarity Administrator v1.2 以前のオペレーター役割と同じ権限を持ちます。新しいオペレーター役割はデータを表示できますが、他の操作を実行することはできません。オペレーター・レガシー役割およびユーザー・グループのオペレーター・レガシー・グループは、今後のリリースで廃止される予定ですので注意してください (ユーザー・グループの作成を参照)。
リソースおよびアクティビティの監視カスタム・アラート・ルールに基づいて生成されたものを含むすべてのアラートが、1 つの統合ビューに表示されます (アクティブなアラートの監視を参照)。

Web インターフェースのジョブ・データは定期的に更新されます。手動での更新は不要になります。

リソースの管理リソース・マネージャーとして VMware vRealize オペレーション・マネージャー を管理できます (リソース・マネージャーの接続 を参照)。

デバイスが現在リソース・マネージャーで管理されていない場合、XClarity Orchestrator を使用してそのデバイスをオフライン・モードで管理できます (オフラインでのデバイスの管理を参照)。

オンライン技術ヒントに関する情報は、「サーバー」ページから各サーバーで利用できます (デバイスの状態の表示を参照)。

リソースのプロビジョニングサポートされているサーバー・タイプのファームウェア更新をダウンロードしてインポートできます (更新のダウンロードとインポートを参照)。

複数の更新パッケージを一度にインポートできます (更新のダウンロードとインポートを参照)。

管理対象サーバーに対する更新コンプライアンス・ポリシーを作成して割り当てることができます (更新コンプライアンス・ポリシーの作成と割り当てを参照)。

管理対象サーバーに更新を適用できます (管理対象サーバーへの更新の適用とアクティブ化を参照)。

特定の更新で修正された共通脆弱性識別子 (CVE) のリストを表示できます (更新のダウンロードとインポートを参照)。

問題の予測と分析高度な分析」メニューが「詳細」に変更されます。

事前定義された分析レポートは、「監視 (「監視」アイコン)」 > 「分析」メニューから「分析 (「分析」アイコン)」 > 「事前定義済み分析」メニューに移動しています。

カスタム分析アラートは全てのアラート・カードとヘルス状況にリストされます (アクティブなアラートの監視 を参照)。

カスタム分析アラートを生成するルールの作成が簡略化されます (カスタム分析アラートのルールの作成を参照)。XClarity Orchestrator に更新すると、既存のカスタム・アラート・ルールが失われることに注意してください。

イベント・コード FQXXOCAxxxxc を使用するカスタム・アラートによって、イベントが発生します。xxxx は固有 ID で、c は重大度です (XClarity Orchestrator からのイベントとアラートを参照)。

管理対象の ThinkAgile サーバーおよび ThinkSystem サーバーの、ハードディスク・ドライブおよびソリッド・ステート・ドライブの状態および障害予知に関する分析を説明するグラフを表示することができます。(ドライブの正常性の分析 を参照)。これは技術的なプレビューであり、まだ正式にはサポートされていません。

サービスおよびサポートIMM2 または XCC ベースボード管理コントローラーを持つサーバーでは、XClarity Orchestrator がサービス・データ・アーカイブを読み取り可能な形式に自動的に解析するため、問題に関するデータを容易に分析できます (「デバイスのサービス・データの表示と分析」を参照)。

特定のデバイスのサービス・データ・アーカイブをインポートできます (デバイスのサービス・データをインポートするを参照)。

REST APIXClarity Orchestrator には、XClarity Orchestrator フレームワークの外で実行されているアプリケーションから XClarity Orchestrator のデータとサービスにアクセスするのに使用できる使いやすい一連の REST API が用意されています。新しい REST API と更新された REST API については、Summary of changes in the REST API を参照してください。