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syncrep コマンド

リモート・リポジトリーからファームウェア同期を開始するには、このコマンドを使用します。

構文:
syncrep [-options]
表 1. syncrep オプション
オプション説明
-t

リポジトリーを接続するためのプロトコル

システムが再起動する場合がありますが、再起動にかかる時間は、適用する更新プログラムの量と種類に応じて異なります。
sambanfshttp
-l

リモート・リポジトリーの場所

URL 形式
-u

ユーザー

有効なユーザー名
-p

パスワード

有効なパスワード
-o

オプション

SMB プロトコルの下位バージョンを使用するには、vers オプションを指定する必要があります (例: syncrep -t samba -l url -u user -p password -o vers=1.0)。デフォルトでは、SMB3 が使用されます。

Samba および NFS マウント用の追加オプション・ストリング

-d

ドメイン

Samba マウント用ドメイン

-q

現在の更新ステータスの照会

 
-c

同期プロセスをキャンセルする

 
-r [repo_index]

ファームウェアのロールバック

[repo_index] は、「リポジトリー・リストの取得」の出力の最初の列に表示される、[] に囲まれた値です。
-gl

リポジトリー・リストの取得

 
例:
(1) start sync with repository
system> syncrep -t samba -l url -u user -p password
(2) query current update status
system> syncrep -q

(3) cancel the sync process
system> syncrep -c
(4) rollback
system> syncrep -gl
index BundleID Timestamp
------------------------------------------------------------------
0 current 2021-08-15 10:26:48
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