Lenovo Compute Complex Neptune Core Module の取り付け

Compute Complex Neptune Core Module を取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。

重要

• このタスクの実行は、Lenovo Service によって認定済みのトレーニングを受けた技術員が行う必要があります。適切なトレーニングおよび認定を受けずに部品の取り外しまたは取り付けを行わないでください。

• 部品を初めて取り付ける場合は、Lenovo Professional Services・チームに連絡してサポートを受けてください。

このタスクについて

S011

注意

鋭利な端、角、またはジョイントが近くにあります。

重要

• 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

• サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。

• 静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。

注意

新しいCompute Complex Neptune Core Moduleを出荷ボックスから取り出すときは、配送用トレイが付いたまま コールド・プレート・アセンブリー を持ち上げ、コールド・プレート・アセンブリー 上の熱伝導グリースが損傷しないようにしてください。

トルク・ドライバー・タイプ・リスト	ねじタイプ
Torx T30 プラス・ドライバー	Torx T30 ねじ
#2 プラス・ドライバー	#2 プラスねじ

手順

1. ホース・ホルダーをシャーシに取り付けます。
   図 1. ホース・ホルダーの取り付け
   

   

   
   
   1. 必要に応じて、システム・ボード・アセンブリーのねじを取り外します。
   2. ホース・ホルダーのねじ穴をシステム・ボード・アセンブリーのねじ穴に合わせ、ホルダーのガイド・ピンを背面壁の穴に合わせます。
   3. ねじを取り付けて、システム・ボード・アセンブリーにホース・ホルダーを固定します。
2. (オプション) 現在のプロセッサーに新しいモジュールを取り付けるには、アルコール・クリーニング・パッドを用意してください。
   重要

   プロセッサー上に古い熱伝導グリースがついている場合は、アルコール・クリーニング・パッドを使用して、慎重にプロセッサーの上部をクリーニングします。
3. プロセッサーを Compute Complex Neptune Core Module に取り付けます。詳しくは、プロセッサーおよびヒートシンクの取り付けを参照してください。
   図 2. プロセッサーの取り付け
   
   

   1. コールド・プレート・アセンブリー・ラベルの三角マークを、プロセッサー・キャリアおよびプロセッサーの三角マークに合わせます。

   2. プロセッサー・キャリアをモジュールに取り付けます。

   3. 四隅のすべてのクリップがかみ合うまで、キャリアを所定の位置に押し込みます。

4. (オプション) 新規モジュールを取り付けるには、サーマル・パッドの剥離紙をはがします。
   図 3. 剥離紙をはがす
   
   
5. プロセッサー・モジュールをシステム・ボード・アセンブリーに取り付けます。
   図 4. モジュールの取り付け
   
   

   1. 反傾斜ワイヤー・ベイルを内側に回転させます。

   2. コールド・プレート・アセンブリーの三角マークと 4 本の Torx T30 ナットを、三角マークとプロセッサー・ソケットのねじ付きポストに合わせ、コールド・プレート・アセンブリーをプロセッサー・ソケットに挿入します。

   3. ソケットのフックに収まるまで、反傾斜ワイヤー・ベイルを外側に回転させます。

6. モジュールから配送用トレイを取り外します。
   図 5. 配送用トレイの取り外し
   
   
   1. 配送用トレイを固定しているねじを緩めます。
   2. 配送用トレイをモジュールから取り外します。
7. モジュールの 6 本のねじと 8 個のTorx T30 ナットを締めます。
   注

   ユーザーは、コールド・プレート・アセンブリーに示されている取り付け手順で Torx T30 ナットを完全に締める必要があります。ねじを止まるまで締めます。次に、コールド・プレート・アセンブリーの下のねじ肩とプロセッサー・ソケットの間にすき間がないことを目視で確認します。(参考までに、ナットを完全に締めるために必要なトルクは0.9-1.3ニュートン メートル、8から12インチ ポンドです)。

   図 6. ねじを締める
   
   
8. ホース・ホルダーにホースと 漏水検知センサー・モジュール を配置します。
   図 7. ホースと 漏水検知センサー・モジュール の配置
   

   

   
   
   1. ホース・ホルダーにホースを配置します。
   2. ホース・ホルダーに 漏水検知センサー・モジュール を配置します。

   図 8. インストールの詳細

   1 アウトレット・ホース 2 インレット・ホース 3 漏水検知センサー・モジュール 注 漏水検知センサー・モジュール 動作状態については、漏水検知センサー・モジュール上の LEDを参照してください。

9. 漏水検知センサー・モジュール のケーブルをシステム・ボード・アセンブリーのコネクターに接続します。内部ケーブルの配線を参照してください。
10. 3FH ライザー・ケージを取り付けます。
    図 9. 3FH ライザー・ケージの取り付け
    

    

    
    
    1. ライザー・ケージをシャーシ内に下ろします。
    2. ねじを締めてライザー・ケージを固定します。
11. 必要に応じて、背面ドライブ・ケージ・アセンブリーを取り付けます。背面ドライブ・ケージの交換を参照してください。
12. エアー・バッフルまたは中央ドライブ・ケージを取り付けます。エアー・バッフルの取り付けまたは 中央ドライブ・バックプレーンおよびドライブ・ケージの取り付けを参照してください。
13. トップ・カバーを取り付けます。トップ・カバーの取り付けを参照してください。
14. サーバーをラックに取り付けます。サーバー交換を参照してください。
15. 高速接続プラグを多岐管に取り付けます。多岐管の取り付け (ラック内システム)または 多岐管の取り付け (行内システム)を参照してください。