ボリューム・マッピングの設定
set volume logicalUnitNumberコマンドは、ボリュームとホストまたはホスト・グループの間に論理ユニット番号 (LUN) またはネームスペースID (NSID) マッピングを定義します。
対応アレイ
このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。
ロール
このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。
コンテキスト
このコマンドは、ボリューム・グループまたはディスク・プール内のボリュームに対して使用できます。
構文
set (volume [<var id="GUID-A8BAB4F4-47E6-4B46-8236-966C6CEA8423__V1683135" className="keyword varname">volumeName</var>] | volume <"<var id="GUID-A8BAB4F4-47E6-4B46-8236-966C6CEA8423__V1697340" className="keyword varname">wwID</var>"> | accessVolume)
logicalUnitNumber=<var id="GUID-A8BAB4F4-47E6-4B46-8236-966C6CEA8423__V1683136" className="keyword varname">lun</var>
(host="<var id="GUID-A8BAB4F4-47E6-4B46-8236-966C6CEA8423__V1683137" className="keyword varname">hostName</var>" |
hostGroup=("<var id="GUID-A8BAB4F4-47E6-4B46-8236-966C6CEA8423__V1683138" className="keyword varname">hostGroupName</var>" | defaultGroup)
パラメーター
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
| volume (name) | LUNを定義するボリュームの名前。ボリューム名は角かっこ ([ ]) で囲みます。ボリューム名が特殊文字を含んでいる場合または数字のみで構成される場合は、ボリューム名を二重引用符 (" ") で囲んだ上で角かっこで囲む必要があります。 |
| volume (WWID) | LUNを定義するボリュームのWorld Wide Identifier (WWID)。山かっこ (< >) 内のWWIDを二重引用符 (" ") で囲みます。 |
| accessVolume | アクセス・ボリュームのLUN。LUNは、アクセス・ボリュームに設定できる唯一のプロパティです。 |
| logicalUnitNumber | 特定のホストにマッピングするLUNまたはネームスペースID。このパラメーターは、ホストをホスト・グループにも割り当てます。 注 LUNまたはネームスペースIDには、ホスト・オペレーティング・システムでサポートされる範囲内の未使用の値を指定する必要があります。ホストでサポートされないLUNまたはネームスペースIDにボリュームをマッピングした場合、エラーは発生しませんが、ホストはボリュームにアクセスできません。 |
| host | ボリュームのマッピング先であるホストの名前。ホスト名は二重引用符 (" ") で囲みます。 |
| hostGroup | ボリュームのマッピング先であるホスト・グループの名前。ホスト・グループ名は二重引用符 (" ") で囲みます。 defaultGroup は、ボリュームのマッピング先であるホストを含むホスト・グループです。 |
注記
ホスト・グループはオプションのトポロジー要素であり、同じボリュームへのアクセスを共有する一連のホストを指定するかどうかを定義できます。ホスト・グループは論理エンティティです。ホスト・グループは、同じボリュームへのアクセスを共有できるホストが複数ある場合にのみ定義してください。
名前には、英数字、ハイフン、下線を任意に組み合わせて使用できます。名前の最大文字数は30文字です。
アクセス・ボリュームは、ストレージ管理ソフトウェアとストレージ・アレイ・コントローラーの間のインバンド通信に使用されるSAN環境内のボリュームです。このボリュームは、LUNまたはNSIDアドレスを使用し、20MBのストレージ・スペースを消費します (このスペースはアプリケーション・データ・ストレージには使用できません)。アクセス・ボリュームは、インバンド管理されるストレージ・アレイでのみ必要です。accessVolumeパラメーターを指定した場合、設定できるパラメーターはlogicalUnitNumberのみです。