ディスク・プールからのボリュームの削除
delete volumeコマンドは、通常のボリュームまたはシン・ボリュームをディスク・プールから削除します。
対応アレイ
このコマンドは、DE2000H、DE4000H、DE4000F、DE6000H または DE6000F の個々のストレージ・アレイに適用されます。
ロール
このコマンドをストレージ・アレイに対して実行するには、Storage Admin ロールが必要です。
コンテキスト
このコマンドを使用して、ボリュームに関連するスケジュールを削除することもできます。スケジュールを削除しても、ボリュームは削除されません。
重要
ストレージ・アレイの設定に損傷の可能性 – このコマンドを実行するとすぐに、ボリューム内のすべてのデータが失われます。
構文
delete (allVolumes |
volume [<var id="GUID-D0A2E3FF-12CD-489E-AD85-1AB73ECDC13C__V1111665" className="keyword varname">volumeName</var>] |
volumes ["<var id="GUID-D0A2E3FF-12CD-489E-AD85-1AB73ECDC13C__V1681277" className="keyword varname">volumeName1</var>" ... "<var id="GUID-D0A2E3FF-12CD-489E-AD85-1AB73ECDC13C__V1681278" className="keyword varname">volumeNameN</var>"]
[force=(TRUE | FALSE)]
[schedule]
[retainRepositoryMembers=(TRUE | FALSE)]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
allVolumes | このパラメーターは、ディスク・プール上のすべてのボリュームを削除します。 |
volume | 削除する特定のボリュームの名前。ボリューム名は角かっこ ([ ]) で囲みます。ボリューム名が特殊文字を含んでいる場合または数字のみで構成される場合は、ボリューム名を二重引用符 (" ") で囲んだ上で角かっこで囲む必要があります。 |
volumes | 削除する複数のボリュームの名前。以下のルールを使用して、ボリュームの名前を入力します。
|
force | このパラメーターを使用すると、コントローラーで他の処理が行われている場合であっても、ボリュームの強制削除がすぐに実行されます。ボリュームの強制削除をすぐに実行する場合は、このパラメーターを TRUE に設定します。コントローラーが他の処理を完了するまで待機する場合は、このパラメーターを使用しないか、 FALSE に設定します。 |
schedule | このパラメーターは、特定のディスク・プール・ボリュームに関連するスケジュールを削除します。スケジュールのみが削除され、ディスク・プール・ボリュームは残ります。 |
retainRepositoryMembers | シン・ボリュームを削除すると、関連付けられているリポジトリー・ボリュームもデフォルトで削除されます。ただし、 retainRepositoryMembers が TRUE に設定されている場合は、リポジトリー・ボリュームは保持されます。通常のボリュームの場合、このパラメーターは効果がありません。 |
注記
allVolumes パラメーターを使用する場合、このコマンドは、すべてのボリュームが削除されるまで、またはエラーが発生するまで、ボリュームを削除します。エラーが発生した場合、このコマンドは残りのボリュームを削除しません。さまざまなボリューム・グループからボリュームを削除できます。 removeVolumeGroup パラメーターを TRUE に設定すると、空になったボリューム・グループはすべて削除されます。
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