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snmpalerts コマンド

SNMP 経由で送信されるアラートを管理するには、このコマンドを使用します。

オプションを指定せずに snmpalerts を実行すると、すべての SNMP アラート設定が表示されます。次の表は、オプションの引数を示しています。

表 1. snmpalerts コマンド.

次の表は、オプション、オプションの説明、そのオプションに該当する値で構成される複数行 3 列の表です。

オプション説明
-statusSNMP アラートの状況on、off
-crtアラートを送信するクリティカル・イベントを設定all、none、custom:te|vo|po|di|fa|cp|me|in|re|ot

カスタムのクリティカル・アラート設定は、値をパイプで区切られたリストにして、snmpalerts -crt custom:te|vo の形式で指定します。ここで、カスタム値は以下のとおりです。

  • te: クリティカルな温度しきい値超過
  • vo: クリティカルな電圧しきい値超過
  • po: クリティカルな電源障害
  • di: ハードディスク・ドライブ障害
  • fa: ファン障害
  • cp: マイクロプロセッサー障害
  • me: メモリー障害
  • in: ハードウェアの互換性なし
  • re: 電源の冗長性の障害
  • ot: その他すべてのクリティカル・イベント
-crtenクリティカル・イベント・アラートを送信enabled、disabled
-wrnアラートを送信する警告イベントを設定all、none、custom:rp|te|vo|po|fa|cp|me|ot

カスタムの警告アラート設定は、値をパイプで区切られたリストにして、snmpalerts -wrn custom:rp|te の形式で指定します。ここで、カスタム値は以下のとおりです。

  • rp: 電源の冗長性の警告
  • te: 警告の温度しきい値超過
  • vo: 警告の電圧しきい値超過
  • po: 警告の電力しきい値超過
  • fa: クリティカルではないファン・イベント
  • cp: マイクロプロセッサーが機能低下状態
  • me: メモリーの警告
  • ot: その他すべての警告イベント
-wrnen警告イベント・アラートを送信enabled、disabled
-sysアラートを送信するルーチン・イベントを設定all、none、custom:lo|tio|ot|po|bf|til|pf|el|ne

カスタムのルーチン・アラート設定は、値をパイプで区切られたリストにして、snmpalerts -sys custom:lo|tio の形式で指定します。ここで、カスタム値は以下のとおりです。

  • lo: 正常なリモート・ログイン
  • tio: オペレーティング・システムのタイムアウト
  • ot: その他すべての通知イベントおよびシステム・イベント
  • po: システムの電源オン/オフ
  • bf: オペレーティング・システムのブート障害
  • オペレーティング・システム・ローダーのウォッチドッグ・タイムアウト
  • pf: 予知された障害 (PFA)
  • el: イベント・ログ 75% フル
  • ne: ネットワーク変更
-sysenルーチン・イベント・アラートを送信enabled、disabled
構文:
snmpalerts [<em className="ph i">options</em>]
options:
-status <em className="ph i">status</em>
-crt <em className="ph i">event_type</em>
-crten <em className="ph i">state</em>
-wrn <em className="ph i">event_type</em>
-wrnen <em className="ph i">state</em>
-sys <em className="ph i">event_type</em>
-sysen <em className="ph i">state</em>