壁または天井へのノードの取り付け

壁または天井にノードを取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。

このタスクについて

S002

注意

装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。

重要

安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび安全検査のチェックリストをお読みください。
サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。
取り付けまたは取り外し手順を実行できるようにするため、ノード前面に 500 mm の間隔を確保します。
ノード・スリーブを取り付けた SE100 ノードの最大重量は 7.3 kg (16 ポンド) です。ノード・スリーブに拡張キットを取り付けた SE100 ノードの最大重量は 7.9 kg (17.4 ポンド) です。安全に取り付けるためには、ノードを取り付ける壁に、ノードの重量の 5 倍の耐荷重が必要です。
- ノード・スリーブを取り付けたノード構成: 耐荷重 36.5 kg (80 ポンド)
- ノード・スリーブに拡張キットを取り付けたノード構成: 耐荷重 39.5 kg (87 ポンド)
この標準を満たさない場合は、満たすために面を強化する必要があります。
既存の壁面内ユーティリティー (配管、天然ガスや電源入力など) を回避します。

重要

このタスクは、トレーニングを受けた技術員が操作する必要があります。

注

ノード・スリーブが既に壁に取り付けられている場合は、ノード・スリーブへのノードの取り付けから着手してください。
モデルによっては、ご使用のサーバーの外観は、図と若干異なる場合があります。

壁面へのノード・スリーブ・アセンブリーの取り付け

手順

壁掛け用構成には、4 本の M4 ねじと 8 本の M6 ねじが必要です。このタスクのために、ねじと関連部品を準備します。
注
ねじベースの適切な長さは、資格を持つ専門家によって評価される必要があります。
表 1. 内側の 4 本の M4 ねじの最大ねじサイズ
1 8.5 ～ 10.5 mm (0.334 ～ 0.413 インチ) 2 3 ～ 3.4 mm (0.118 ～ 0.133 インチ) 3 M4 (#7-19T)
表 2. 外側の 8 本の M6 ねじの最大ねじサイズ
1 12.5 ～ 14.5 mm (0.492 ～ 0.570 インチ) 2 3 ～ 3.4 mm (0.118 ～ 0.133 インチ) 3 M6 (#14-14T)
壁掛け用プレートからノード・スリーブを取り外します。
1. ノード・スリーブを固定している 12 本のねじを取り外します。
  図 1. 拡張キット付きノード・スリーブの取り外し
  
  図 2. 拡張キットなしのノード・スリーブの取り外し
2. ノード・スリーブをスライドさせて、壁掛け用プレートのガイド・ピンを鍵穴の大きな開口部の方にずらします。次に、ノード・スリーブを壁掛け用プレートから取り外します。
  図 3. ノード・スリーブの取り外し
(オプション) ねじ穴のない平らな壁に壁掛け用プレートを取り付けるには、必要に応じて壁に 12 個のねじ穴をドリルで開けます。
1. 壁掛け用プレートを取り付け位置に押し付けます。
2. ねじ穴の位置に鉛筆でマークします。
3. マークに従って 12 個のねじ穴をドリルで開けます。
図 4. ねじ穴の位置
4 本の M4 ねじと 8 本の M6 ねじを使用して、壁掛け用プレートを壁に固定します。
図 5. 壁掛け用プレートの取り付け

図 6. M4 ねじの位置

図 7. M6 ねじの位置
ノード・スリーブを壁掛け用プレートに取り付けます。
1. ノード・スリーブを壁掛け用プレートのガイド・ピンに合わせます。
2. ノード・スリーブを壁掛け用プレートの上に下ろします。ノード・スリーブをスライドさせて、ガイド・ピンを鍵穴の小さい開口部にはめ込みます。
  注
  ノード・スリーブ・ホルダーの前面には「L」と「R」のマークが付いています。(ノードの前面を手前から見たときの) 左手 (L) と右手 (R) を表しています。ノード・スリーブは、必ず図に示されている正しい向きで取り付けてください。
  図 8. ノード・スリーブの取り付け
3. ノード・スリーブを 11 本のねじで固定します。
  図 9. 拡張キット付きノード・スリーブの取り付け
  
  図 10. 拡張キットなしのノード・スリーブの取り付け