リモート制御を使用した ThinkServer および NeXtScale sd350 M5 サーバーの管理
Lenovo XClarity Administrator Web インターフェースで、管理対象 ThinkServer サーバーおよび NeXtScale sd350 M5 サーバーに対してリモート制御セッションを開き、ローカル・コンソールから管理しているかのようにサーバーを管理できます。リモート制御セッションを使用して、電源操作やリセット操作、ローカルまたはネットワーク・ドライブのサーバーへの論理マウント、スクリーンショットのキャプチャやビデオの録画を実行できます。
始める前に
- これらのサーバーに対してリモート制御を行うには、Java WebStart サポートを使用した Java Runtime Environment (JRE) がクライアント・サイドにインストールされている必要があります。オープンソースの JDK を強くお勧めします。ベンダーの JRE または JDK を使用する場合は、商用に適切にライセンスされていることを確認してください。以下の JRE がサポートされています。
Oracle JRE 7 (Oracle Java ダウンロード Web サイト 参照)
重要Java 7 では、TLSv1.2 以降のサポートが必要です (管理サーバーでの暗号化設定の構成 を参照)。
Java 7 のサポートは、今後廃止される予定です。
Oracle JRE 8 (有料ライセンスが必要) (Oracle Java ダウンロード Web サイト 参照)
Adoptium OpenJDK 8 と IcedTea-Web v1.8 プラグイン (Adoptium OpenJDK Web サイト を参照)
Amazon Corretto 8 (Amazon Corretto 8 ダウンロード Web サイト を参照)
Java WebStart は OpenJDK または Coretto のインストール・パッケージには含まれていないため、別途インストールする必要があります。IcedTea-Web または OpenWebStart は GNU GPLV2 ライセンスで使用できます (IcedTea-OpenJDK ダウンロード Web サイト および OpenWebStart Web サイト を参照)。
リモート制御を使用するには、ThinkServer サーバーに ThinkServer System Manager Premium Upgrade の Features on Demand キーがインストールされている必要があります。サーバーにインストールされている FoD キーについて詳しくは、XClarity Administratorオンライン・ドキュメントのFeatures on Demand キーの表示
このタスクについて
XClarity Administrator から 1 つの ThinkServer サーバーに対して、リモート制御セッションを起動できます。
サーバーへのリモート制御セッションを開くには、サーバーが「オンライン」または「正常」状態になっている必要があります。他のアクセス状態のサーバーの場合、そのサーバーにリモート制御セッションは接続できません。サーバー・ステータスの表示について詳しくは、管理対象サーバーの詳細の表示を参照してください。
ThinkServer のリモート・コンソールおよびメディア機能の使用の詳細については、ThinkServer サーバーのドキュメントを参照してください。
手順
特定のサーバーへのリモート制御セッションを開くには、以下の手順を実行します。
終了後
リモート制御セッションが正しく開かない場合、リモート制御に関する問題を参照してください。