サーバーのベースボード管理コントローラーを出荷時のデフォルト値にリセットすることにより、ThinkSystem、コンバージド、NeXtScale、または System x M5/M6 サーバーの管理をリカバリーできます。
手順
サーバー管理 (Lenovo XClarity Administrator 管理対象認証を使用するサーバーの) をリカバリーするには、以下の手順を実行します。
- デバイスで Encapsulation が有効である場合は、障害が発生した XClarity Administrator 仮想アプライアンスの IP アドレスを使用するように構成されたシステムからターゲット管理コントローラーに接続します。
- 障害の発生したサーバーの管理コントローラーを工場出荷時の状態にリセットします。
- サーバーが XClarity Administrator の管理対象となる前に作成したリカバリー・ユーザー・アカウントとパスワードを使用して、サーバーの管理コントローラー Web インターフェースにログインします。
- 「IMM 管理」タブをクリックします。
- 「IMM を工場出荷時の状態にリセットする」をクリックします。
- 「OK」をクリックしてリセット操作を確認します。
BMC 構成が完了した後、BMC は再起動されます。これがローカル・サーバーである場合は、TCP/IP 接続が破壊されるので、接続をリストアするためにネットワーク・インターフェースを再構成する必要があります。
- サーバーの管理コントローラー Web インターフェースに再度ログオンします。
- BMC は、DHCP サーバーから IP アドレスの取得を試みるように初期構成されます。取得できない場合、IMM は静的 IPv4 アドレス 192.168.70.125 使用します。
- IMMBMC の初期設定では、ユーザー名は USERID、パスワードは PASSW0RD (文字の O ではなくゼロ) になっています。このデフォルトのユーザー・アカウント・では、Supervisor アクセス権があります。拡張セキュリティーを使用するには、初期構成時にこのユーザー名とパスワードを変更してください。
- 接続をリストアするために、ネットワーク・インターフェースを再構成します。詳しくは、Integrated Management Module II オンライン・ドキュメント を参照してください。
終了後
XClarity Administrator が復元または交換されると、サーバーをもう一度管理できるようになります (サーバーの管理を参照)。ネットワーク設定、サーバー・ポリシー、ファームウェア・コンプライアンス・ポリシーなど、サーバーに関するすべての情報が保持されます。
サーバーが 構成パターン を使用して構成されている場合、サーバーに割り当てられているサーバー・プロファイルを非アクティブ化してから再アクティブ化することにより、構成を適用できます (サーバー・プロファイルの使用を参照)。